韓国政府は否定 WTO事務総長選の辞退…米大統領選の混迷からみ情報錯綜

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韓国政府は否定 WTO事務総長選の辞退…米大統領選の混迷からみ情報錯綜

朝鮮日報は5日、韓国のユ・ミョンフィ候補WTO事務総長選の辞退を検討中であるとスクープし、内外メディアが報じた。一方で、韓国政府は「決定されたことがない」と否認した。
 
(参考記事:「WTO事務総、韓国とナイジェリア候補「3年交代で就任」の妥協案も…99年に前例あり」)
 
韓国メディアなどによると、韓国外交部は5日、「WTO事務総長選出関連して、候補者(ユミョンフイ通商交渉本部長)個人の進退や韓国政府の立場については、総合的に検討中であり、どのような方向にも決定されたことがない」と明らかにした。

続いて外交部は、「韓国政府は、WTOの規定と手順を尊重する加盟国として事務総長候補者の最終的なコンセンサスを得る過程でも建設的な姿勢で参加していく」とし、「このため、米国をはじめとする加盟国とも継続的に協議していく予定」と明らかにした。

先に朝鮮日報は5日、「WTO事務総長候補ユ・ミョンフィ、《美しい退場》を検討」というタイトルで、「近いうちにユ本部長が候補辞退の立場を発表するだろう」とし、「早ければ来週初めになるという観測も出ている」と伝えていた。

ユ候補の辞退論については、以前から浮上していた。本紙特集でも報じたとおり、米大統領選の直後が一つのタイミングだったが、同選挙で当選者がいまだ確定していないことから、韓国政府や報道も成り行きを注視していることが伺える。

WTOの事務総長選は韓国のユ・ミョンフィ候補とナイジェリアのオコンジョ・イウェアラ候補が最終選に残り、オコンジョ・イウェアラ氏が得票多数で選出されるかにみえたが、土壇場で米通商代表部(USTR)が反対の意思を示し、USTRはユ候補の就任を公式に支持した。このため、全会一致方式のWTO総長選は「延長戦」に突入していた。
 
(参考記事:「韓国政府「WTOでEUのTV技術規制緩和などに成功」と発表…TBT委員会で交渉」)
(参考記事:「韓国政府「WTOでEUのTV技術規制緩和などに成功」と発表…TBT委員会で交渉」)
(参考記事:「WTO総長選は米国の反対で延長戦へ…得票数で劣るも韓国候補が当選の可能性も」)


 
 
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