中国EV最大手が韓国市場ねらう…現地メーカー買収など影響力高める

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中国EV最大手が韓国市場ねらう…現地メーカー買収など影響力高める

中国の電気自動車・バッテリー製造メーカーBYD(比亜迪)が、韓国のバスメーカーである「ザイル大宇商用車」(ZYLE DAEWOO COMMERCIAL VEHICLE)の蔚山工場の買収を検討しているとの報道が出ている。
 
(参考記事:「」)急回復する中国のEVバッテリー需要…3カ月連続増
 
BYDは中国で最大手の電気自動車メーカーであり、投資家ウォーレン・バフェット氏が出資し、トヨタとEV車の共同開発をするなど、国際的にも名が通る企業だ。

ソウル経済紙は8日、BYDによる同買収について単独スクープし、「(BYDが)韓国に生産基地を整備し、バスやトラックなどの国内商用車市場の電動化をリードする《ゲームチェンジャー》になるという構想だ」と報じた。
 

(写真:BYDのEV車=同社ウェブサイトキャプション)

 
同紙はまた、「BYDは(韓国の)双竜自動車にも電動化コンサルティングなどを行い、戦略的協力関係の締結を望んでいる」とし、「中国の看板電気自動車・バッテリーメーカーの韓国上陸が本格している」と伝えた。

BYDは最近、ザイル大宇の蔚山工場を訪れ調査を行ったという。ザイル大宇は伝統的な韓国のバスメーカーであり、蔚山工場は7000台(年産)の能力があるが、昨年の販売量は1,991台に留まるなど不振に喘いでいた。

BYDはすでに韓国へ電気バスや電気自動車、電気トラックなどを輸出しているが、今回の生産工場買収により拠点をつくることで、韓国市場でのシェア拡大を狙う。

BYDは資金難に直面している双竜自動車に対しても支援しており、同紙によると、「数百億ウォンかかる双竜自動車の車種の電気自動車への転換コンサルティングを支援している」とされる。双竜自動車が来年上半期に発売する新車「J100」の電気自動車モデルである「U100」の共同開発も検討しているとのこと。
 
(参考記事:「進むヒュンダイの水素車戦略 中国で普及体制構築…生産から金融まで網羅」)
(参考記事:「[特集]世界の電気自動車産業の趨勢と韓国の課題…スタンド数・政府支援など脆弱」)
(参考記事:「SKグループが中国BYD半導体に投資…株式1.47%を取得」)


 
 
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