フォードがEV車火災で韓国サムスンSDI(電池)に補償金請求か…最大830億円

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フォードがEV車火災で韓国サムスンSDI(電池)に補償金請求か…最大830億円

二次電池などを製造する韓国大手のサムスンSDIが、EV電池を提供した米フォードのEV自動車で火災が発生した件で、数百億円の補償金を要求される可能性が報じられている。
 
(参考記事:「韓国ヒュンダイがEV火災事故でLG化学に言及…LG側は「調査中」強調」)
 
韓国メディアの「時事ON」紙は13日、ドイツメディアの「ハンデルスブラット」(Handelsblatt)や同自動車専門誌「アウトモービルボヘ」(Automobilwoche)の報道を基に、「フォードがサムスンSDIに対しクーガーPHEVのバッテリーの欠陥に関連する損害賠償を要求する計画だ」と報じた。クーガーのリコールによって損失が発生したことや、EUの新車の二酸化炭素(CO2)排出量規制値にも準拠できなくなったことから、被害金が大きくなったことによる措置であるという。

同メディアによると、フォードのグンナー・ヘルマン=ドイツ法人長は最近、電気自動車火災の問題について、「バッテリー供給会社の製造過程で、バッテリーセルが汚染されたため」と規定し、「場合によっては補償を要求する」と言及し、サムスンSDIに賠償金を要求する可能性が大きくなったと伝えた。

フォードの欧州法人はクーガーの欠陥問題により、第3四半期(7~9月)に4億4000万ドルの赤字を計上した。さらに、電気自動車のリコールで、EUのCO2排出量規制値を超えると3億5000万ドル水準の課徴金を賦課される状況に置かれた。

同メディアは、業界では、フォードの上記損害金額(計7億9千万ドル=約830億円)のうちの全額か、少なくとも半分をサムスンSDIに請求するとの見方が出ていると伝えた。サムスンSDIの昨年の営業利益4621億ウォン(約436億円)であり、場合によってはそれを上回る金額を請求される恐れがあることになる。同メディアはBMWもサムスンSDI製のバッテリー搭載車から火災が発生し、リコールを進めていると伝えた。
 
(参考記事:「サムスンSDIがEV電池の生産を大幅増へ、ハンガリー政府が国内工場増設を許可」)
(参考記事:「サムスンSDI「全個体電池2027年商用化」」)
(参考記事:「ヒュンダイのEVカーの販売量が激減…主力車の炎上が他モデルにも「飛び火」」)


 
 
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