韓国でローラーブルタッチスクリーンの特許出願急増…サムスンやLGに集中、住友は6位

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韓国でローラーブルタッチスクリーンの特許出願急増…サムスンやLGに集中、住友は6位

画面をくるくると巻き取れるローラーブルタッチスクリーン関連の特許出願が韓国で急増していることが分かった。
 
(参考記事:「1台900万円で発売されるLGのローラーブルTV」)
 
ローラーブルタッチスクリーンはTVやスマートフォンなどで使用される技術で、TVやスマートフォン、ウェアラブル機器やノートPC、ゲーム機などにも技術が適用されると予想されている。

韓国特許庁によると、ローラーブルタッチスクリーンに関する特許出願は、最近8年間(’12年〜’19年)で合計153件出願されたことが分かった。’12年3件をはじめと’13年6件、’14年3件と当初は微々たる数であったが、’15年度の15件あたりか着実に増加し、’18年には29件が出願され、’19年には55件と急増したことが明らかになった。

技術別の詳細をみると、タッチ電極、センシング方法及び構造等のタッチセンサーに関する出願が58件(38%)と最も多かった。タッチデータのノイズ除去、補正などタッチデータ処理に関する出願が39件(25%)、インターフェイスの出願が26件(17%)、ハウジングに関する出願が15件(10%)、タッチ層保護に関する出願が9件(6%)、タッチ基板材料に関連出願6件(4%)の順となった。

出願人(企業)別の特許出願分布を見ると、大企業(76%)、中小企業(12%)、大学の研究機関(4.5%)、個人(4.5%)、外国企業(3%)の順となった。

ローラーブスマートフォンの発売を控えて、サムスン電子、LG電子、電子などの大手企業がローラーブルタッチスクリーン技術の研究開発に集中した結果として、特許出願が増加したとみられる。

企業別では、サムスンディスプレイが38件、LG電子が37件、サムスン電子が20件、LGディスプレイが17件、アハ情報通信が4件、住友(化学?)が4件となっている。
 
(参考記事:「韓国LG電子による巻き取れるスマホ「ローラーブルフォン」、中国BOEと共同開発で来年初公開か」)
(参考記事:「LGのローラーブルTV開発者が韓国の「今年の発明王」を受賞」)
(参考記事:「iPhone12発売で韓国勢のOLEDパネル独占が固まる?…中国勢の後退で」)


 
 
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