韓国の国際特許が増加、日本はマイナス…今年1~10月のPCT出願増加率

通商・特許

韓国の国際特許が増加、日本はマイナス…今年1~10月のPCT出願増加率

新型コロナウイルスの流行以降、韓国における特許出願数が増えていることが分かった。
 
(参考記事:「韓国でローラーブルタッチスクリーンの特許出願急増…サムスンやLGに集中、住友は6位」)
 
韓国特許庁によると、世界的なコロナの危機のなかでも、今年1~10月に特許庁に出願されたPCT(※)出願量が前年同期比3.7%増となる15,231件に達し、過去最高を記録したことが明らかになった。

※(PCT Patent Cooperation Treaty)条約に基づいて一つの出願を受理官庁に提出するとPCT加盟国(153)全体に特許を出願した効果が付与される

世界規模でみても韓国の出願数増加が目立つ。主要10カ国による国際比較が可能な今年8月までのPCT国際出願件数のうち、韓国の増加率(4.6%)は、中国の増加率(25%)に次ぐ2位となった。一方で、日本はマイナス3.9%、アメリカもマイナス0.1%となった。新型コロナウイルスの影響を早期に抑えた中国と韓国が特許出願においても活発な動きを見せた形となった。

出願主体別でみると、大企業(4.3%増)、中小企業(2.0%増)、大学(16.7%増)のすべてで出願が増えた。技術分野別の特徴をみると、デジタル変換(Digital Trans-formation)‧アンタクト(Untact)関連の技術分野における出願か活発だった。

韓国特許庁は知的財産の出願支援ファンドを造成し、海外出願費用を支援しており、新型コロナウイルスの被害を受けた中小企業のための国際調査料を減免するなどしている。
 
(参考記事:「韓国でローラーブルタッチスクリーンの特許出願急増…サムスンやLGに集中、住友は6位」)
(参考記事:「韓国で二次電池特許の出願が活発化…1位ヒュンダイに迫る日本勢、テスラは「スルー」」)
(参考記事:「韓国の「特許王」が日本企業などのLED特許侵害を示唆…台湾エピスターとは合弁解消」)


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない