EV市場でVWが1位テスラ猛追、ヒュンダイが4位、BYDは激減

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EV市場でVWが1位テスラ猛追、ヒュンダイが4位、BYDは激減

2020年1〜9月の世界(77カ国)で販売された電気自動車(EV + PHEV:乗用車+商用車)グループ順位において、テスラとフォルクスワーゲングループがそれぞれ1、2位を占め、ヒュンダイ(現代)・起亜自動車が4位となった。

起亜のニーロEVと、ヒュンダイのコナEVなど主力モデルの販売増加がこれを牽引した。

1位テスラは中国産モデル3の販売台数が、今年に入り8万台以上追加され、全体の売上高が前年同期比19.6%増加し、フォルクスワーゲングループもアウディE-トロンEVとフォルクスワーゲンパサートGTE、e-Up!などの販売急増に支えられ、3倍近い急成長を見せ、前年同期よりランクを6段階上げ、2位へと上昇した。

また、ダイムラーグループもメルセデス・ベンツAクラスPHEVとGLCクラスPHEV、EQCの販売好調で、前年同期の16位から8位に上昇し、前年同期29位だったPSAグループはプジョーe-208と3008 PHEV、オペルコルサなどの販売急増が全体の売上高の15倍以上の急成長に繋がり、TOP10に名を連ねる結果となった。 GMグループはフォングァンミニEV等、主に中国産モデルの販売量が急増するにつれて、順位が3ランク上昇しシェアも上昇した。

ルノー・日産・三菱は、ルノーZOEの販売好調にもかかわらず、従来の主力モデルである日産リーフと三菱アウトランダーPHEVの販売減少により全体販売量が4.6%減少した。その一方で順位は3位を維持した。 BMWグループは、シェアが少し上昇したが、順位は一つ下がった。

中国系のジーリーグループとBYDグループは、上半期は自国市場の萎縮による影響で大きな打撃を受けた。しかし、第3四半期(7~9月)からはある程度回復している模様である。

これに比べヒュンダイ・起亜の場合、起亜のニーロEVとヒュンダイのコナEVをはじめ、起亜のシードPHEV、ヒュンダイのポーター2エレクトリック電気トラック等の販売好調により、前年同期より3ランク上昇の4位へと押し上げた。

ヒュンダイ・起亜は、欧州市場が好調の中、米国と中国市場も第3四半期から本格的に回復し、販売成長に弾みがついている状況である。参考までに、10月末からコロナ再拡散による封鎖に入った欧州市場が変数として作用したにもかかわらず、中国と米国での回復が加速し、今後世界市場の回復にも概ね繋がることが期待される。


 
 
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