韓国SKテレコムがAI半導体を発表 5兆円規模市場に本格進出

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韓国SKテレコムがAI半導体を発表 5兆円規模市場に本格進出

SKテレコムは25日、独自開発したデータセンター用AI半導体を公開した。 同市場に本格的に進出するという計画だ。
 
(参考記事:「韓国政府、AI半導体エンジニアを3000人育成へ…「総合半導体強国」飛躍のための戦略案策定」)
 
AI半導体は人工知能サービスの実現に必要な大規模な演算を超高速·低電力で実行する非メモリー半導体だ。 最近、データ量が幾何級数的に増え、これを処理するためのAI半導体の必要性も高まっている。 現在、同市場にはエヌビディア、インテル、グーグルなどグローバルビッグテック企業を中心に競争が激しくなっており、市場規模は5兆円に迫るとみられている。

SKテレコムはこの日、AI半導体「SAPEON X220」を発表した。 既存のGPU(グラフィック処理装置)に比べてディープラーニング演算速度が1.5倍速く、データセンターに適用するとデータ処理容量が1.5倍増加する。 同時に価格はGPUの半分水準で、電力使用量も80%に過ぎない。

SKテレコムはオーダーメイド型設計で「SAPEON X220」の競争力を確保したと強調した。 データ処理力量の大半を同時多発的なデータ処理に活用できるよう設計し、効率性を極大化したと説明した。

この製品は様々な分野のデータセンターに直ちに適用可能だ。 SKテレコムは、国内外のさまざまな事業者を対象に、AI半導体事業を本格的に推進する計画だ。

SKテレコムは本格的な市場進出に向け、AI半導体ブランド「SAPEON(サピオン)」もローンチした。 「SAPEON」は人類を意味する「SAPiens(サピエンス)」と永劫の時間を意味する「aEON(イオン)」の合成語だ。

現在、SKテレコムは、次世代AI半導体開発のため、科技部の国策課題を遂行している。 メモリー関連技術は、グローバル半導体企業であるSKハイニックスと協業している。 AI半導体の性能を決定する核心要素がコア設計とメモリー半導体関連技術であるだけに、SKTとSKハイニックスの協力を通じてシナジーを出すという戦略だ。

半導体デザイン·サーバーシステム製作·クラウドソフトウェア開発は「エイジランド」「KTNF」「ドゥダジ」など中小半導体企業と協力し国内半導体生態系の活性化にも貢献する計画である。

SKテレコムはAI半導体チップ基盤のハードウェアからAIアルゴリズム、APIなどのソフトウェアまでAIサービス提供に必要な統合ソリューションを提供する「AIaaS(AI as a Service)」戦略を通じてグローバル市場攻略に乗り出す計画だ。

まず年末からSKテレコムが保有しているメディア·保安·人工知能秘書などに「SAPEON X220」を適用し、サービスの高度化に乗り出す。 今年末「SAPEON X220」を政府のニューディール事業である「AIデータ加工バウチャー事業」と「MEC基盤の5G公共部門先導適用事業」に適用、政府のAI技術開発速度を高め5G MEC技術のアップグレードも推進する方針だ。

来年は自社のAIサービス▲ヌグ▲スーパーノバ▲ティービューなどにAI半導体を適用し、ADTキャップスなどSKICTファミリー社を中心に本格的なAI半導体適用拡大に乗り出す予定だ。 SKテレコムは「SAPEON X220」が適用されれば音声認識·メディア画質の改善·AI基盤映像管制性能が大幅に向上するとみている。

SKテレコムのAI半導体は、2022年から本格的に量産される予定だ。 科学技術部の国策課題の遂行を通じて「SAPEON X220」の後続半導体開発も進めている。

SKテレコムのキム·ユンCTOは「韓国国内初のデータセンター用AI半導体の発売はSKTの技術力とサービス力量、政府の積極的な支援、中小企業との協力を通じて成し遂げた快挙」とし「今後AI半導体とSKTが保有しているAI·5G·クラウドなどの技術を組み合わせ、グローバルトップレベルのAI企業に成長する」と明らかにした。
 
(参考記事:「韓国が官民合同でAI半導体の商用化など推進…5000億ウォン規模支援」)
(参考記事:「サムスン総帥がオランダASML訪問、EUV装置やAI半導体などで協議」)
(参考記事:「サムスンの天才科学者が開発する「人口人間」、CJグループもコンテンツ協力」)


 
 
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