韓国のフッ化水素輸入、対日依存度が下がる…フォトレジストやフッ化ポリイミドも

半導体

韓国のフッ化水素輸入、対日依存度が下がる…フォトレジストやフッ化ポリイミドも

日本が韓国への輸出を規制(管理強化)する半導体素材3品目に対する韓国の輸入依存度が下がっているようだ。
 
(参考記事:「韓国の経団連、駐韓日本大使に輸出規制緩和を要望…経済効果は8.7兆円」)
 
韓国貿易協会によると、今年10月末までの韓国の対日本フッ化水素の輸入依存度は12.2%となり、昨年度の同期間に比べて22.1%p減少した。また、フォトレジストの輸入依存度は87.5%となり同2.4%p減少した。フッ化ポリイミドに関しても同38.5%で、前年同期間にくらべ5.4%p減少したことが分かった。

ニューシスなどによると、フッ化水素の輸入依存度が大幅に減少している理由は、韓国内での生産量増加にあるとみられるという。韓国の化学素材専門企業のソルブレイン(SoulBrain)はフッ化水素酸生産工場を増設し、SKマテリアルズはフッ化水素ガスの量産に成功した。

EUV用のフォトレジストに関しては、欧州の製品を中心に輸入の多角化を推進している。特に、グローバル化学企業のデュポンから投資を誘致したことも、輸入依存度減少の原因になると展望される。デュポンは、2021年内に韓国チョナン市にEUV用のフォトレジスト開発、生産施設を構築する計画だ。

フッ化ポリイミドに関しては、コーロンインダストリー(Kolon Industries)とSKCが技術確保に成功し、現在、韓国企業を対象とした試作品のテストを行っていると伝えられる。
 
(参考記事:「デュポンの韓国人重役、EUVフォトレジスト工場誘致などで韓国政府から表彰」)
(参考記事:「フッ化水素の森田化学、純利益が対韓国輸出規制前の10分の1以下に」)
(参考記事:「ムン大統領、フッ化ポリイミド国産化企業視察」)


 
 
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