エリクソンが米でサムスンを提訴…特許契約違反で 前回の訴訟ではサムスンが680億円支払う

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エリクソンが米でサムスンを提訴…特許契約違反で 前回の訴訟ではサムスンが680億円支払う

スウェーデンの通信機器大手エリクソンが、米国でサムスン電子を相手に特許ロイヤリティに関する訴訟を提起した。ロイター通信など外信が11日報じた。
 
(参考記事:「サムスンを米ITCが調査へ…イメージセンサー特許めぐり米企業が提訴」)
 
ブルームバーグ通信は、エリクソンは、サムスン電子が契約上の約束をいくつか違反したと主張していると伝えた。今回の訴訟は、米国テキサス州の連邦東部地方裁判所に提起された。

エリクソンは、サムスン電子との特許料交渉が相当期間遅延されるとの予想から、特許料の未払いと訴訟進行費用などで来年第1四半期(1~3月)に10~15億クローネ(124億円~180億円)ほどの損害が発生することから、FRAND(公正、合理的かつ非差別的な)原則を尊寿していないとの主張だ。

ロイター通信が引用したLiberumのアナリスト、Janardan Menon氏によると、エリクソンの特許ポートフォリオからのロイヤルティは、2021年の営業利益予想290億クローネ(34億ドル)の約3分の1を占めると予想されています。今回の訴訟により、四半期あたり約20%の利益が削減される可能性があるとMenon氏は述べている。

サムスン電子の広報担当者は、これに対して訴状を受け取った後に検討し、適切な対応をとると述べたとロイターは伝えた。

エリクソンは、2012年にも特許侵害の疑いでサムスン社を相手取り訴訟を起こしている。外信によると、同訴訟ではサムスンが6億5,000万ドル(約680億円=現在レート)を支払い、ロイヤルティの滞納分を清算したことで解決したと伝えられる。
 
(参考記事:「韓国の国際特許が増加、日本はマイナス…今年1~10月のPCT出願増加率」)
(参考記事:「韓国でローラーブルタッチスクリーンの特許出願急増…サムスンやLGに集中、住友は6位」)
(参考記事:「JOLEDがサムスン電子を提訴…有機EL特許めぐり」)


 
 
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