SKマテリアルズの目標時価総額は3900億円…韓国証券社

半導体

SKマテリアルズの目標時価総額は3900億円…韓国証券社

ハナ金融投資は16日、SKマテリアルズの分析レポートを公表した。SKマテリアルズは半導体やディスプレイ用のプロセス材料を供給しており、主力製品は特殊ガス、産業ガス、プリカーサー(前駆体)である。
 
(参考記事:「「SKマテリアルズとJNCの合弁、エンドユーザーが安定的な素材供給求めた」証券社分析」)
 
ハナ金融投資のキム・ギョンミン首席研究委員は、「11/25、Blue OLED事業への進出についての資料を発刊して以降、株価は255,200ウォン(約23,900円)から304,600ウォン(約28,500円)までと19%上昇し、目標株価29万ウォン(約27,100円)を突破した」とし、「前方産業でDRAMの業績改善が台湾停電や地震を契機に加速しているという点、米国の比較企業EntegrisのPERバリュエーションの上昇(2021年33.7倍)、SKマテリアルズとSKハイニックスの株価上昇との高い相関関係(Correlation 0.62)によるものである」と分析した。

キム・ギョンミン首席研究委員は、同社の目標株価40万ウォン(約37,300円)とし、「目標時価総額4.2兆ウォン(約3900億円)を意味しており、目標時価総額の算定時に適用される純利益の基準年を2020年から2021年に変更する」と述べた。

続けて、「2021年の純利益2,037億ウォン(約190億円)に目標PERを掛ける時、ガス類中心の既存事業と高付加価値の新規事業を区分して適用する」とし、「ガス類中心の既存事業の純利益推定値は1,463億ウォン(約14億円)であり、ここでPER15.6倍を適用するとビジネス価値は2.3兆ウォン(約2150億円)となる」と評価した。

また、「PER15.6倍はウォニックマテリアルズ、関東電化(日本)、Air Products Chemicals(米国)の平均値である」とし、「高付加新規事業の純利益推定値は574億ウォン(約54億円)であり、ここにPER 33.7倍を適用すると、ビジネス価値は1.9兆ウォン(約1780億円)となる」と述べた。

キム首席研究委員は、「高付加新規事業は、SKツリーケムと工程素材の国産化アイテム(HF、HSP、PR、OLED)を含んでいる」とし、「高付加新規事業の目標PERが33.7倍、米国の比較企業Entegrisの2021年PERをそのまま適用した」と述べる一方、「既存のガス類中心の事業PERが15.6倍に比べ高い理由は、工程素材の国産化主導アイテムであるためシェアが増えるという点と、MAを介して新規アイテムを増やすことが、Entegrisの比喩奇跡の成長と似ていたからだ」との見方を占めている。
 
(参考記事:「SKマテリアルズ、特殊ガス事業含む全事業好調で3Qは過去最高実績か…証券社分析」)
(参考記事:「SKマテリアルズが高純度フッ化水素の量産開始」)
(参考記事:「[特集]韓国の対日輸入依存度が低下… 半導体素材や装置、自動車部品など減少」)


 
 
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