「サムスン電子の直近実績は予想下回る」…韓国証券社が予想

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「サムスン電子の直近実績は予想下回る」…韓国証券社が予想

キウム証券は4日、サムスン電子の分析レポートを公表し、20年第4四半期(10~12月)の実績が市場予想値を下回るとの見方を示した。

キウム証券のパク・ユアク研究員は、サムスン電子について、「4Q20(20年10~12月)の実績は売上高が60.9兆ウォン(約5.8兆円/-9%QoQ)、営業利益9.2兆ウォン(約8700億円/-26%QoQ)で、当初期待を下回る」との予想を示した。

パク研究員は、半導体部門の業績について、「モバイルとPCを含む前方需要好調がウォンドル為替レートのマイナスの影響を相殺し、当初の期待を上回るように見えるが、セット部門の販売量の減少と収益性の低下が予想よりも大きい」との判断を示した。

続けて、半導体の営業利益を4.5兆ウォン(-19%QoQ)と予測し、「メモリー半導体はDRAMとNANDの出荷量が+ 10%QoQレベルを記録し、四半期序盤会社側ガイダンスを上回る見込み」であるとし、「非メモリー部門は前四半期比で小幅下落」すると予想した。

ディスプレイ事業についてパク研究員は、営業利益1.5兆ウォン(+ 210%QoQ)と予想し、「Flexible OLED稼働率がFull Capacityに近接しており、Rigid OLEDの稼働率も大幅に改善される」との判断を示した。また、「特にRigid OLEDの場合には、顧客の採用率拡大により2021年実績好調が期待される」と予想した。

IM(無線)事業についてパク研究員は、営業利益2.4兆ウォン(-46%QoQ)と予想し、「スマートフォンの販売台数の減少とマーケティング費用の増加の影響により、前四半期比で大幅の実績減少」と予測。ただし「1Q21はギャラクシーS21などの新製品の販売効果により四半期の業績が再度増加する」との判断を示した。

パク研究員は、1Q21については、売上高を53.8兆ウォン(-12%QoQ)、営業利益8.0兆ウォン(-12%QoQ)と予想。「オフシーズンに入るディスプレイとCE部門の業績減少が予想されるが、DRAM部門の場合、固定価格の上昇が発生し、前四半期比実績ターンアラウンドを記録する見通し」であるとの見方を示した。また、非メモリー部門については、「新規顧客の物量拡大と顧客の新製品発売の影響により、前四半期比で収益性の改善を達成することが期待されている」と述べている。
 
(参考記事:「サムスン電子が「2021年定期社長団人事」を発表」)
(参考記事:「サムスン電子の7~9月実績が大幅増、売上6兆円・営業利益1.2兆円(暫定実績)」)
(参考記事:「サムスンがDRAMラインのイメージセンサー転換をさらに推進か…同社キーマンが言及と韓国紙」)


 
 
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