韓国経済支える半導体輸出、昨年は10兆円超え…今年はDRAMや5Gチップ好調で更に増加か

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韓国経済支える半導体輸出、昨年は10兆円超え…今年はDRAMや5Gチップ好調で更に増加か

韓国の今年(2021年)の半導体輸出が2020年比10.2%増となる1075億〜1110億ドル(約11兆円~11.4兆円)に達すると予想されている。 2020年度の輸出は992億ドル(約10.2兆円)であった。これは前年に比べて5.6%増加したものであり、歴代2位となっている。
 
(参考記事:「[特集]韓国100大企業、半導体を除くと利益急減&借金急増…シンクタンク分析」)
 
韓国産業省(産業通商資源部)と韓国半導体産業協会による「2020年の半導体市場動向と2021年の動向」によると、今年の半導体輸出は、1000億ドル以上の実績を記録し、歴代2位の記録を1年ぶりに更新するものと見られる。これまで半導体の韓国歴代最大の輸出実績は、2018年の1267億ドル(約13兆円)だった。

2021年、メモリー半導体は、価格上昇が予想されるDRAMを中心に輸出が大幅に増加し703億〜729億ドルの輸出が予想されている。システム半導体は第5世代(5G)通信チップとイメージセンサーなどの需要増加とファウンドリの大規模な顧客確保などで318億〜330億ドルの輸出が見込まれる。

世界の半導体分野設備投資も市況の改善に対する期待感により、前年比約4%増となる720億ドルに達すると見られる。韓国は設備投資においても世界1位の座を2年ぶりに奪還する可能性がある。

2020年の半導体の輸出は6ヶ月連続のプラス、4カ月連続で2桁の増加率を記録し、新型コロナウイルスによる世界的な景気低迷の状況でも、韓国経済を下支えしている。

特にシステム半導体の輸出は303億ドルと過去最大を記録し、年間ベースで鉄鋼や石油製品を超え、韓国の輸出品目の順位で5位の位置を占めるまでになっている。
 
(参考記事:「韓国で蒸着金属マスク製造装置の特許出願が活発…有機ELテレビ製造に用いる」)
(参考記事:「「サムスン電子の直近実績は予想下回る」…韓国証券社が予想」)
(参考記事:「韓国政府が半導体素材や二次電池関連60品目に関税割当…輸入促進効果」)


 
 
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