LGが狙う日産スペイン工場、大規模スト予告で売却不透明か

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LGが狙う日産スペイン工場、大規模スト予告で売却不透明か

スペイン政府が、閉鎖された日産·バルセロナ工場を買収する企業を探している中、労働者たちが政府の対応の遅れを問題視し、再びストを予告したことが分かった。韓国メディアによると、同工場はLG化学が有力投資者として取りざたされている。
 
(参考記事:「ポーランド政府によるLG化学工場への支援金、EUが妥当性調査へ」)
 
「THE GURU」は17日、業界情報をもとに、「工場閉鎖で失業の危機に直面している日産·バルセロナ工場の労働者約2500人は、来月14日に行われるカタルーニャ地方選挙を控え、大規模なストを計画している」とし、「スペイン政府が雇用維持対策をまとめると発表したが、7ヵ月以上なかなか進まないためだ」と報じた。

日産は2019年、バルセロナ工場設立11年目で当期純損失を出すと、昨年5月、コスト削減のため工場閉鎖を決定した。日産が工場閉鎖の検討を発表したときも、大規模なデモが発生している。

スペイン政府は日産に代わる投資家を探した末、三つに候補を絞った。 同紙によると、三候補とは、LG化学、フランスのシュナイダー·エレクトリック、スペインのサイレンス(Silence)であるとし、「スペイン政府が投資を希望しているのはLG化学だという」と伝えている。韓国メディアなどでも、LG化学が欧州に供給する二次電池の生産量を増やすため、同工場を買収するとの報道が何度か報じられてきた。

JETROによると、日産はバルセロナのモトール・イベリカを買収し、1983年から40年近くにわたり車両製造を続けてきた。小型商用車やピックアップトラックを中心とする車種の、主に欧州向け輸出拠点として、近年の生産台数は年間8万~10万台程度で推移していたが、現地の各種報道によると、2019年には生産台数が6万台を切っていたという。

スペイン中央政府とバルセロナが属するカタルーニャ自治政府は最近、共同声明を発表し、「工場を買収するのに適した企業を引き続き探している」と明らかにしているが、大規模なスト予告で「売却が不透明」になったと指摘している。
 
(参考記事:「LG化学が中国正極材工場で再生エネルギー活用…進む炭素中立戦略」)
(参考記事:「[特集]LG化学がテスラ新モデルに電池独占供給か…首位固めに着々」)
(参考記事:「1~11月のEV電池市場、韓国勢が世界シェアの3分の1占める…首位は中国CATL」)


 
 
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