WTOで韓国が米国に勝訴…「鉄鉱・変圧器への高率関税が協定違反」1審

通商・特許

WTOで韓国が米国に勝訴…「鉄鉱・変圧器への高率関税が協定違反」1審

WTOで韓国が米国に勝訴した。
 
(参考記事:「韓国が日本産ステンレス鋼への反ダンピング関税を強行か…WTOは日本主張支持」)
 
21日、韓国産業省(産業通商資源部)によると、WTOのパネル(1審)は、米国がいわゆる「不利な知り得た事実 (AFA=Adverse Facts. Available)」を適用して、韓国産製品に関税を賦課した8件の措置が不合理であると決定。パネルは、40件の争点のうち37件の争点で韓国の主張を引用し、米国の措置がWTO協定に反すると判断した。

AFAは、輸出業者が提出した資料が不十分であると判断した場合、米国ダンピング調査当局がメーカーに不利な資料を活用して恣意的に関税率を算定することができるようにした規定である。韓国政府は、米国がAFA条項を乱用しているとし、過去2018年にWTO提訴に踏み切った。、米国は過去2015年8月に、関税法改正以降2016年5月から韓国産鉄鋼と変圧器を対象にAFAを適用し、最大60.81%と高率の反ダンピング‧相殺関税を課してきたという。

韓国産業省関係者は、「政府は、約3年間の紛争期間中に2万5000枚余りの分量の証拠資料の綿密な分析を基に、熾烈な口頭および書面による攻防を通じて勝訴を引き出した」とし、「今回の判定を介して勝訴した8つのステップと関連した項目だけでなく、他の輸出品目の不合理なAFA適用を防止する効果もあると期待される」と述べた。
 
(参考記事:「WTOで推進のコロナ医療品関税撤廃、韓国は反対の立場か…自国製薬業に配慮?」)
(参考記事:「韓国政府「WTOでEUのTV技術規制緩和などに成功」と発表…TBT委員会で交渉」)
(参考記事:「[特集]米国の支持で韓国はより難しい立場に? WTO事務総長選をめぐるジレンマ」)


 
 
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