LGイノテックが「デジタルキーモジュール」開発発表…25年には約3千万台の車に普及予想

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LGイノテックが「デジタルキーモジュール」開発発表…25年には約3千万台の車に普及予想

LGイノテックは24日、位置認識精度と安全性を高めた車載用「デジタルキー(Digital Key)モジュール」の開発に成功したと明らかにした。

「デジタルキーモジュール」は、車両に搭載し、自動車とスマートフォンの間の無線データ送受信を可能にする通信部品である。デジタルキーは、スマートフォンを利用して車のドアを開いたり、ロックしたり、始動をかけることができる次世代自動車キーだ。運転手は、スマートフォンで車両制御はもちろん走行距離、燃費、タイヤの空気圧などの車両の状態も一目で把握することができる。

特にデジタルキーは、アプリケーションを介して他の人に貸すことができ、トランク開閉などの特定の機能のみを許可することもできる。鍵を持ち歩く必要がなく、車のキーを失ってしまう心配もなくなり、スマートフォンが自動車内部にあることで運転が可能となることから、車両盗難の危険も低くなる。

最近、カーシェアリング、レンタカーなどの車両共有産業が成長し、デジタルキーモジュールの需要は年々増加している。しかし、既存のデジタルキーモジュールは、スマートフォンの位置認識精度が落ち、通信ハッキングなどのセキュリティ機能の懸念により、適用が容易ではなかった。

今回LGイノテックが開発した「デジタルキーモジュール」は、近距離無線通信技術であるUWB(Ultra Wideband、超広帯域)技術と独自のアルゴリズムを適用して位置認識の精度を高めたという。これとともに、独自の通信ハッキング防止技術で安全性を強化したことも利点であると同社は強調した。

■場所の認識精度業界最高レベルでは、セキュリティを強化

LGイノテックの「デジタルキーモジュール」を車両に適用すると、従来比約5倍程度、より正確に、スマートフォンの位置を検出することができる。実際、スマートフォンの位置とモジュールの認識位置との間の誤差の範囲を従来の50cm(センチメートル)から10cm以内減らしたという。

LGイノテックはBLE(Bluetooth Low Energy、低消費電力のBluetooth)比の距離と方向の精度が高いUWB技術を使用した。ここに固有の無線通信アンテナ設計技術と独自に開発した位置測定アルゴリズムを適用した。

LGイノテックは「デジタルキーモジュール」で、次世代車両の通信部品市場の攻略に積極的に乗り出す計画だ。同社は2022年に量産を目標に、国内はもちろん、アメリカ、日本、ヨーロッパのグローバル自動車や車両部品社対象のプロモーション活動を積極的に推進している。

ユ・インスLGイノテック電装部品事業担当(常務)は、「デジタルキーモジュールを活用して、顧客の価値を高めることができる様々なモビリティサービスの実装が可能だろう」と、「ドライバーに便利、安全で楽しい走行体験を提供することができる革新的な部品を持続的に披露する」と述べた。

グローバル市場調査機関ストラテジーアナリティックス(Strategic Analytics)によると、世界的なデジタルキーの適用車両は、2020年630万台から2025年には2,890万台へと、約360%増加すると予想した。
 
(参考記事:「「LGイノテック、iPhone向け光学ソリューション好調で10~12月に期待」と証券社分析」)
(参考記事:「LGイノテック、昨年R&Dに5337億ウォン」)
(参考記事:「LG電子とルックソフトの合弁会社が今月末発足へ…マグナとの合弁に続く電装事業強化」)


 
 
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