サムスンが半導体特許を侵害? コアビジネスを狙い撃つ「特許怪物」

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サムスンが半導体特許を侵害? コアビジネスを狙い撃つ「特許怪物」

サムスンが、特許裁判で攻勢を受けている。

相手は「パテントトロール」(特許怪物)と呼ばれる特許専門の管理会社(NPE・Non Practicing Entity)であり、サムスンとの競争中のファウンドリ大手企業から特許を買い取るなどし、特許侵害裁判を仕掛ける。
 
(参考記事:「サムスンが米国で訴えられた件数が非米系企業で1位に…JOLEDや「特許怪物」も含む」)
 
韓国メディアなどによると、米国の「トレンチャントエッチングブレードテクノロジー」(Trenchant Blade Technologies・TBT)は22日(現地時間)、テキサス州西部地方裁判所に、サムスン電子を相手に特許侵害(Patent infringement)訴訟を提起した。

自社が米国特許庁(USPTO)に登録し保有している半導体関連技術の特許3件(特許番号Δ6720619Δ7056821Δ7494846)がサムスン電子によって侵害されたという理由からだ。

TBTは、サムスン電子韓国本社をはじめ、サムスン電子アメリカ法人(SEA)、テキサス州オースティンにあるファウンドリ生産法人サムスンオースティン半導体(SAS)、半導体アメリカ法人サムスン半導体・インコーポレイティッド(SSI)など4ヶ所を対象とした。

韓国のニュース1は、「これらの問題があると指摘した特許は、半導体設計と製造に関連するもので、事実上、サムスン電子のファウンドリやメモリなどのコアビジネスを狙ったものとみられる」と分析している。

続けて、「今回、TBTが、サムスン電子を相手に訴訟を提起することになった原因となった特許も、2020年3月にTSMCから移転した技術特許に関連するものである」と伝えている。
 
(参考記事:「サムスンがJOLEDを有機EL特許侵害で米裁判所に提訴…昨年訴訟への対抗か」)
(参考記事:「エリクソンがサムスンへの特許侵害訴訟を拡大…再燃する対立」)
(参考記事:「韓国の「特許王」が日本企業などのLED特許侵害を示唆…台湾エピスターとは合弁解消」)


 
 
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