サムスンの昨年実績、史上4番目の高利益達成も10~12月は振るわず

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サムスンの昨年実績、史上4番目の高利益達成も10~12月は振るわず

サムスン電子が28日に発表した決算によると、同社は昨年、史上4番目となる高い営業利益を記録した。売上も230兆ウォン(約22兆円)を超えるなど、半導体スーパー好況期に匹敵する実績を達成した。
 
(参考記事:「[特集]サムスン終わりの始まりか…総帥の実刑判決でコングロマリット空中分解の恐れ」)
 
サムスン電子の昨年実績は、営業利益が35兆9千939億ウォン(約3兆3714億円)と、前年比29.62%増となった。年間営業利益が35兆ウォン(約3兆円)を超えたのは、2013年、2017年、2018年以来、4度目となる。

売上は計236兆8千70億ウォン(約22兆1810億円)で前年対比小幅(2.78%)増加して史上3番目に高かった。

上半期(1~6月)は新型コロナウイルスの影響で例年より振るわなかったが、第3四半期(7~9月)に入り「非対面」(アンタクト)が急増し、主力の半導体、スマートフォンはもちろん家電部門でも善戦した。

昨年第4四半期(10~12月)は営業利益が9兆470億ウォン(約8475億円)、売上は61兆5千515億ウォン(約5兆7653億円)を記録した。 2019年同期比でそれぞれ26.35%、2.78%増加した。

前年に比べては良好な成績だが、直前四半期(昨年第3四半期)に比べて業績が鈍化した。

半導体部門は昨年第4四半期の売上が18兆1千800億ウォン(約1兆7027億円)、営業利益が3兆8千500億ウォン(約3606億円)となった。

半導体の場合、昨年全般的に市況は良好だったが、第4四半期に入ってサーバー用DRAMなどメモリー半導体価格がやや下落し、特にドル高の影響により、第3四半期(5兆5千400億ウォン、約5189億円)に比べ1兆7千億ウォン(約1592億円)の減少となった。

また、第4四半期のモバイル(IM)の営業利益は2兆4千200億ウォン(約2267億円)、テレビ·家電(CE)は8千200億ウォン(約768億円)、ディスプレイは1兆7千500億ウォン(約1639億円)を記録した。

サムスン電子は昨年、設備投資に約38兆5千億ウォン(約3兆6065億円)を投じた。 2019年より43%も増加した数値だ。 事業別ではファウンドリーEUV5ナノ工程の増設投資により半導体投資費が32兆9千億ウォン(約3兆819億円)に達し、ディスプレイもQDディスプレイ生産能力拡大などで3兆9千億ウォン(約3653億円)を投資した。
 
(参考記事:「サムスンディスプレイ、中国スマホメーカーに折り畳みディスプレイを供給へ」)
(参考記事:「テスラがサムスンの5ナノ半導体を採用か…完全自律自動車に搭載」)
(参考記事:「サムスンが米工場に3ナノEUVライン等設置か…内外メディア報じる」)


 
 
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