ヒュンダイへの2兆円規模EV電池供給、SKが受注か…LGは火災で敬遠?

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ヒュンダイへの2兆円規模EV電池供給、SKが受注か…LGは火災で敬遠?

ヒュンダイ(現代)自動車による20兆ウォン(約2兆円)規模のEVバッテリー入札で、SKイノベーションが受注したとの報道が出ている。
 
(参考記事:「SKイノベーション、ハンガリーに3件目となるEV電池工場を建設…1200億円出資」)
 
韓国日報は1日、業界情報をもとに、ヒュンダイ自動車と同傘下の起亜(キア)自動車が最近、「3次E-GMPバッテリー供給会社」にSKイノベーションに最終的に選定し、2月中に通知する予定であると単独スクープした。同紙によると、3次バッテリー物量は約20兆ウォン(約2兆円)規模になるという。

今回のバッテリー供給会社の選定は、昨年9月に入札を開始し、5カ月間にわたって行われた。 同紙によると、「当初、昨年末までに供給会社の選定を終える計画だったが、最終候補群間の競争が激しく、1~2カ月ほど遅れた」という。 最終候補にはSKイノベーション、LGエナジーソリューション、サムスンSDI、中国のバッテリーメーカーCATLなどが残っていたと同紙は伝えた。

ヒュンダイ自動車の1次E-GMPバッテリー物量はSKイノベーションが、2次物量はLGエナジーソリューション(旧LG化学電池事業部)とCATLが受注していた。そのため、今回はサムスンSDIが受注するとの見方もあったが、結果的にSKイノベーションが選ばれた。同紙によると、「サムスンSDIは《角型バッテリー》で入札に参加、《パウチ型バッテリー》を希望したヒュンダイ自動車グループの最終選択から除外された」という。

SKイノベーションとLGエナジーソリューションは、いずれもニッケルを90%以上含有した「ハイニッケルバッテリー」で入札競争に参加したとされるが、「ヒュンダイ車グループは、独自の分離膜技術を保有したSKイノベーションの安全性により高い点数をつけた」と韓国日報は伝えている。

LGエナジーソリューションのバッテリーは最近、ヒュンダイの「コナEV」火災事故の原因の一つとして浮上していることから、敬遠された可能性もある。

ヒュンダイ関係者は「E-GMPバッテリー供給会社についてまだ言える段階ではない」とし「近いうちに確定する」と述べているという。
 
(参考記事:「SKイノベーション、約1千億円をグリーンローンで調達…米EV電池工場に投資へ」)
(参考記事:「「唯一燃えてない」SKイノベーションのバッテリーは分離膜を内製」)
(参考記事:「プログラム修正後も出火のヒュンダイ「コナEV」、バッテリーなど原因諸説上がる」)
 
(写真:ヒュンダイ自動車のEVプラットフォーム「E-GMP」/同社提供)


 
 
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