AMDがサムスンにチップ生産委託か

半導体

AMDがサムスンにチップ生産委託か

AMDがサムスンのファウンドリ事業部に半導体の生産を委託するという報道が出ている。発注量の急増でTSMCの生産が追い付かないのが原因のようだ。
 
(参考記事:「サムスンがルネサスを買収か…11兆円の現金資産活用」)
 
韓国メディアなどによると、AMDはグラフィックス処理ユニット(GPU)などの一部の製品について、今後の委託生産メーカーの多様化を検討しているとされる。すべて5ナノメートル(㎚・1㎚は10億分の1m)以下級の最先端の半導体製品が検討対象だという。先端半導体の生産は事実上、サムスン電子と台湾のTSMCのみが可能な状況だ。

現在AMDは「Zen4」CPUと「RDNA3」GPUの生産をTSMCの 5ナノプロセスに委託しているが、TSMCの5ナノプロセスは米アップルへの割当量が多い(※最大80%という見方も)ことが、AMDをして委託先を増やしたい理由のようだ。

2030年にシステム半導体(非メモリ)分野で世界1位を目指しているサムスン電子は、クアルコムやNVIDIAの生産も受注するなど、TSMCへの追い上げに拍車をかけている。世界的な半導体不足のなかで、サムスンファウンドリへの発注が急増しているとの報道もある。

 
(参考記事:「韓国内ファウンドリ各社が10~20%値上げ…8インチ不足深刻か」)
(参考記事:「半導体不足で「Galaxy S21」の生産にも支障か…サムスンファウンドリにも注文殺到?」)
(参考記事:「サムスン総帥がファウンドリ設備搬入式に出席…ASML幹部など協力社も傘下」)
 
(写真:EUVラインのあるサムスンの華城工場=同社提供)


 
 
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