「サムスンのQDディスプレイは来年初に発売」韓国紙…LCD生産は今年末まで延長か

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「サムスンのQDディスプレイは来年初に発売」韓国紙…LCD生産は今年末まで延長か

サムスン電子が来年、サムスンディスプレイの「量子ドット(QD)ディスプレイ」パネルをテレビに搭載するようだ。
 
(参考記事:「サムスンディスプレイ、新代表にQDディスプレイ開発担当者が就任」)
 
韓国のetnewsは3日、「サムスン電子のハン·ジョンヒ社長(映像ディスプレイ事業部長)とサムスンディスプレイのチェ·ジュソン社長は最近、QDディスプレイ商用化やLCD供給延長に協力することに合意した」と報じた。

サムスン電子は、サムスンディスプレイが量産を準備しているQDディスプレイパネルを自社テレビに採用。サムスンディスプレイは3月に中断する予定だったLCD生産を年末まで延長し、サムスン電子が必要とする物量を納品するというのが要点であると同紙は伝えている。両社長はこのような内容で大枠に合意し、細部の後続業務を進めるという。

QDディスプレイはサムスンディスプレイが次世代大型ディスプレイとして選ばれた技術だ。サムスンディスプレイは現在、忠清南道(チュンチョンナムド)の牙山(アサン)に初度3万枚(8.5世代)規模のQDディスプレイ量産ライン(Q1)を構築し、昨年12月から試験稼働に入ったとされる。

QDディスプレイについては、一部で商用化に疑問もあったが、「突破口が開かれた」とetnewsは伝えている。

同紙によると、サムスンディスプレイは当初、昨年末にLCD事業から完全に撤退する予定だったが、「新型コロナウイルス感染症の拡大でテレビの需要が爆発」し、「供給過剰だったLCDはむしろ不足する状況になった」ことから3月まで生産が延長され、さらに年末まで延長されることが今回合意されたことになる。

サムスンディスプレイは韓国牙山(アサン)にある8-2ラインでLCDを年末まで量産・供給し、その間にQDディスプレイパネルの品質、歩留まり、量産能力などを引上げ、今年の末あるいは来年初めからQDディスプレイへの事業転換を本格化する見通しであるという。その上で、「サムスン電子は2022年の新年に合わせてQDディスプレイテレビを発売するだろう」とetnewsは予想した。
 
(参考記事:「サムスンディスプレイがLCD生産延長を検討表明、QDディスプレイは計画通り推進」)
(参考記事:「[特集]行き先が「迷走」するサムスンDの次世代ディスプレイ・QD-OLED」)
(参考記事:「サムスンディスプレイ、中国スマホメーカーに折り畳みディスプレイを供給へ」)


 
 
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