ヒュンダイ自動車と同傘下の起亜自動車の米国の販売台数が好調だ。日本の自動車メーカーを凌駕する成長率を見せている。
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ヒュンダイ自動車の米国販売法人(HMA)は2日(現地時間)mホームページを通じて、先月米国で4万6208台の車を販売したと発表した。 1年前に比べて4.7%増えた数値だ。起亜米国法人(KMA)は二桁成長を記録した。先月、起亜の米国販売台数は4万4965台で、昨年の同じ期間より11.4%増加した。 1月の販売台数では、歴代最高値だ。
韓国経済新聞は3日、「ヒュンダイ車・起亜は全体の成長率の面でもライバルである日本の自動車メーカーを抜いた」と指摘。ヒュンダイ車・起亜の販売量は9万1173台で、前年同期比7.9%増加した。それに対し、「同じ期間にホンダが9.2%減少したのとは対照的である」とし、「トヨタ(0.2%)スバル(0.2%)マツダ(6.9%)も、ヒュンダイ車・起亜の増加率に大きく及ばなかった」と伝えた。
車種別ではヒュンダイの高級車である「ジェネシス」の好調で、先月の販売台数は2814台で、昨年1月に(1399台)より101.1%増加した。韓国経済新聞は、「販売量が急増し、ヒュンダイ車が今年、米国高級車市場でのプレゼンスを確立するという期待も出てくる」と評価している。「ジェネシス」は、米国で最も権威のある品質調査機関JDパワーの新車品質調査(IQS)で2017年から4年連続でプレミアムブランド1位の座を占めている。昨年には、耐久品質調査(VDS)でレクサスを抜いて1位になった。
(参考記事:「中国BYD、ヒュンダイ自動車にリン酸鉄リチウムバッテリー供給を推進か」)
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(参考記事:「韓国ヒュンダイが英で「空飛ぶタクシー」空港建設着手か…英政府など430億円投じる」)