LG化学、年間120Gwhの再生可能エネルギー落札…持続可能性をコア競争力に

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LG化学、年間120Gwhの再生可能エネルギー落札…持続可能性をコア競争力に

LG化学が、韓国型RE100(Renewable Energy 100)制度の導入に賛同し、国内事業場のRE100転換に拍車をかける。
 
(参考記事:「LG化学が実績発表…2020年は史上最高売上(2兆8千億円)を記録」)
 
LG化学は9日、今年施工されるグリーンプレミアム制度に参加し、年間120GWh規模の再生可能エネルギーの落札を受けたと明らかにした。

RE100は、企業が使用する電力量の100%を太陽光・風力などの石油化石燃料を代替する再生可能エネルギー(Renewable Energy)に変換するものである。グリーンプレミアムは、電力消費者が韓国電力にグリーンプレミアムを支払うと、「再生可能エネルギー使用確認書」の発給を受け、RE100認証に活用できるようにする制度だ。

LG化学は、業界初となる「2050カーボンニュートラルな成長」を宣言し、全世界のすべての事業所で、再生可能エネルギー100%の使用を推進しており、国内の事業所でも再生可能エネルギー電気を先制的に確保するためにプレミアムを支払し、入札に参加した。

120GWhは、2万8000世帯が1年間使用できる規模となる。今回の落札で医療用手袋の主原料であるNBR(Nitrile Butadiene Rubber)ラテックスなどを生産する麗水(ヨス)特殊樹脂工場と石油化学製品の顧客と協力会社をサポートしている鳥山(オサン)テックセンターはRE100変換を達成することになる。また、電気自動車バッテリーの核心素材を生産する清州正極材工場も電力使用量の30%をグリーンプレミアム制度で調達することになる。

これにより、LG化学は、正極材などエコカー素材だけでなく、石油化学製品の生産と顧客サポートまでのすべての事業領域で再生可能エネルギーの使用を促進することになり、2021年のRE100達成事業所も、2020年に再生可能エネルギーの購入契約(PPA)を締結した中国無錫正極材工場を含め、計3ヶ所に増えることになった。

LG化学のシン・ハクチョル副会長は、「LG化学は、持続可能性をコア競争力に定め、最優先の経営課題として実行するという強い意志を持っている」とし、「すべての事業領域で具体的な実行戦略を策定し、再生可能エネルギーを積極的に確保していく」と述べた。

一方、LG化学は、△環境にやさしいPCR(Post-Consumer Recycled)ホワイトABS、世界初の商業生産△バイオ原料として環境に優しい樹脂を製造するための世界最大のバイオディーゼル企業であるネステ(Neste)との間で、協約の締結など、環境と社会に革新的で持続可能な解決策を提供することができるビジネスモデルの発掘に集中している。

これと関連し、LG化学シン・ハクチョル副会長は1月、韓国企業としては唯一、世界経済フォーラム(World Economic Forum、別名「ダボスフォーラム」)のパネルに招待されている。
 
(参考記事:「韓国LG化学、日本でも多くの特許資産保有…化学部門で2位に 住友や積水上回る」)
(参考記事:「LG化学が中国正極材工場で再生エネルギー活用…進む炭素中立戦略」)
(参考記事:「LG化学、欧州復興銀からサステナビリティ評価され表彰…持続可能エネルギー部門最優秀賞」)
 
(写真:iStock)


 
 
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