寒波の影響により、テキサス州オースティンサムスン電子半導体工場がシャットダウンしたことが分かった。
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16日(現地時間)、オースティン市の日刊紙「オースティン·ステーツマン」など現地メディアの報道によると、オースティン市所有の電力会社オースティンエナジーは最近、厳しい寒さによる大規模な停電と電力不足の事態によって地元大企業の工場稼動を中断することを命令した。
シャットダウンを命じられたメーカーは、現地のサムスン電子やNXP、インフィニオンなど、膨大な電力を消耗する半導体関連メーカーだ。
サムスン電子のオースチン半導体工場のシャットダウン時点は同日午後4時と把握されており、現地の電力不足を理由にシャットダウン命令を受けたのは今回が初めてだという。
超微細工程を基盤とする半導体工程は、一時的な地震や停電の発生でも多額の損害をこうむる。しかし、今回のシャットダウンについては、事前に当局などから説明があったことから、影響は限定的とみられる。
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(写真:米オースティンにあるサムスン電子の工場=同社提供)