ムーディーズ、LG化学などに適正な財務レバレッジ求める

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ムーディーズ、LG化学などに適正な財務レバレッジ求める

国際格付け会社ムーディーズは最近、電気車バッテリー需要が急増し、積極的な増設に乗り出している日中韓のバッテリーメーカーの投資負担が大きくなる可能性があると分析した。
 
(参考記事:「LG化学がESG債など1兆2千億ウォン社債発行…韓国企業としては最大規模」)
 
韓国各紙によると、ムーディーズが25日(現地時間)に発表した報告書で、「ムーディーズが格付けを与えるCATL、LG化学(LGエナジーソリューションの親会社)、パナソニック、SKイノベーションなどはグローバル電気車バッテリー生産量の半分以上を占めており、これら企業は最近急増する需要の恩恵を受けるものと予想される」と明らかにした。

ただし、ムーディーズは「バッテリーメーカーが急速な事業拡大のための大規模投資には運営リスクは伴うだろうし、レバレッジを安定的に維持するのにも困難が大きくなると予想される」とし「これは信用度を弱める可能性がある」と指摘した。

そして、自動車メーカーとの緊密な関係がバッテリーメーカーの信用度に重要であるとの見通しを示した。 ムーディーズは「明確な販売拡大戦略を持つ完成車メーカーと強固な関係を維持しているバッテリーメーカーは安定的な売り上げと利益を維持するものと予想している」と説明したとのこと。

バッテリー各社については、中国CATLが高い稼働率と中国の電気自動車補助金政策に支えられ、今後12~18カ月間に二桁の営業利益率を記録すると予想した。 反面、LG化学やパナソニック、SKイノベーションなどは、一桁またはそれ以下のマージンを記録するだろうと分析した。

また、ムーディーズは、投資を拡大しているバッテリーメーカー各社が、適正な財務レバレッジ(自己資本比総資産)を維持してこそ、信用度を保つことができると見込んだ。

ムーディーズは今後12~18カ月間、LG化学とパナソニックの償却前営業利益(EBITDA)成長率が借入金増加率と同じ水準を示し、EBITDA比借入金比率も2~3倍水準を維持するものと予想した。

SKイノベーションについては「相対的に高いレバレッジ比率と、それに伴う相対的に低い格付けは、同社の精油·石油化学事業の不振な営業実績および大規模設備投資を反映したもの」と説明した。
 
(参考記事:「韓国LG化学、日本でも多くの特許資産保有…化学部門で2位に 住友や積水上回る」)
(参考記事:「ムーディーズがSKハイニクスの今年実績改善予想。DRAM市況回復など受け」)
(参考記事:「LG化学のESS装置、米につづき豪州でもリコールへ…火災事故で事業に暗雲」)
(参考記事:「[特集]韓国の高齢化スピードはOECDで最高水準…20年後は3人に1人が老人に」)


 
 
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