サムスンが米で「特許怪物」に敗訴…有機ELパネル無断盗用で賠償判決

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サムスンが米で「特許怪物」に敗訴…有機ELパネル無断盗用で賠償判決

アイルランドのOLED特許企業であるソラス(Solas OLED)が、サムスンディスプレイ、サムスン電子、サムスン電子米国法人(以下サムスン)を相手に、米国テキサス東部地方裁判所に提訴していたOLED特許侵害訴訟において勝訴したことが分かった。
 
(参考記事:「米ITC、サムスンを特許侵害で調査…スマホやタブレットなど 「特許怪物」案件」)
 
現地時間8日、ソラスは声明を通じて「米国の陪審員団が『サムスンがソラの特許2件を侵害した』と判決した」と伝えた。

ソラスの共同設立者兼理事のジェラルド・ペディアン(Gerald Padian)氏は「サムスンはGalaxy SやGalaxy NoteスマートフォンのOLEDディスプレイに該当特許を無断で盗用し、現在も盗用している」とし、「幸いにも、テキサス地方裁判所と陪審員団が平等を取り戻してくれた」という立場を示した。

陪審員団は5日間行われた裁判の結果、サムスンがソラスの特許2件を侵害し、賠償金として6273万8543ドル(約68億円)を支払うべきと判定した。ソラスは米国際貿易委員会(ITC)とドイツのデュッセルドルフ地方裁判所にもサムスンを相手に特許侵害訴訟を提起している状態だ。

一方、2月22日、ソラスは、LGディスプレイとの間では、訴訟合意後、特許使用契約を結んでいる。

ソラスは、パテントトロール(特許怪物)と呼ばれる特許専門企業であり、関連企業から特許を買い取り、サムスンなど大手企業を対象に訴訟を仕掛けている。
 
(参考記事:「サムスンとLG、米で半導体特許侵害で訴えられる…「特許怪物」案件」)
(参考記事:「サムスン、米でIoT関連特許訴訟を起こされる…相手はまた「特許怪物」」)
(参考記事:「サムスンがJOLEDを有機EL特許侵害で米裁判所に提訴…昨年訴訟への対抗か」)
(参考記事:「韓国で有機EL素材の特許出願増加…出光興産がドーパントで2位も、韓国企業が圧倒」)


 
 
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