韓国のフィルム企業、カネカに米特許裁判で勝訴…ポリイミドフィルム非侵害認定

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韓国のフィルム企業、カネカに米特許裁判で勝訴…ポリイミドフィルム非侵害認定

韓国のポリイミド(PI)フィルム専門メーカーである「PI先端素材」(PI Advanced Materials)は17日、日本の化学企業であるカネカ(KANEKA)と争っていたPI(Polyimide)フィルム特許の非侵害確認訴訟の控訴審において勝訴したと発表した。
 
(参考記事:「サムスンが米で「特許怪物」に敗訴…有機ELパネル無断盗用で賠償判決」)
 
PI先端素材の関係者は、「2016年8月10日、米カリフォルニア中部地方裁判所に対し、当社が現在生産·販売している製品は固有開発製品であり、日本のカネカの特許を侵害しないという特許非侵害確認訴訟を起こした」とし、それから3年後となる、「2019年7月1日、米カリフォルニア中部地方裁判所は一審でPI先端素材の勝訴、カネカ敗訴という最終判決を下し、一審を終結していた」と述べた。

続いて、「カネカが2019年7月29日に控訴を提起したが、2021年3月16日に連邦控訴裁判所は中部地裁の最終判決を維持し、PI先端素材の勝訴判決を言い渡した」とし、「今回の勝訴を通じてPI先端素材は現在生産·販売しているポリイミド(PI)製品が他社の特許を侵害していないということを改めて法律的に明確に確認することになった」と説明した。

PI先端素材の会社関係者は、「これまで対応を自制してきた一部地域及び特定用途市場への攻撃的な営業活動が可能になった」とし、「今回の勝訴を市場及び販売拡大の足場にし、名実共にポリイミド(PI)世界1位企業の地位を強固にする計画」と強調した。

ポリイミド(PI)は近年その重要性及び競争力が注目されている素材である。 PI先端素材は韓国唯一のポリイミド(PI)製品の製造会社であり、2014年から世界市場シェア1位を維持している。
 
(参考記事:「サムスンがJOLEDを有機EL特許侵害で米裁判所に提訴…昨年訴訟への対抗か」)
(参考記事:「サムスンがポリイミドフィルムの特許出願」)
(参考記事:「東京応化工業、韓国でのEUVフォトレジスト生産を大幅拡大か…「国産化政策に危機感」韓国紙」)
(参考記事:「韓国の「特許王」が日本企業などのLED特許侵害を示唆…台湾エピスターとは合弁解消」)


 
 
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