パウチ型が大幅上昇、昨年の電池種類別シェア

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パウチ型が大幅上昇、昨年の電池種類別シェア

昨年、電気自動車(EV、PHEV)のバッテリータイプシェアでパウチ型バッテリーが2019年比で大幅に上昇したことが分かった。角型と円筒型電池はシェアが下がっている。
 
(参考記事:「フォルクスワーゲンが韓国二社とのEV電池取引を打ち切りか…特許紛争に嫌気?」)
 
SNEリサーチによると、2020年の世界のバッテリー使用量は、前年比22.0%増となる144.0GWhを記録した。このうちパウチ型は搭載規模が2倍以上の急増となる40.0GWhとなるシェア27.8%を占めた。これは前年より11.8%pも急増したものであり、円筒型を4.8%pの差でリードしている。パウチ型の主要サプライヤーであるLGエナジーソリューションとSKイノベーションを中心に、欧州と北米で搭載量が急増したことに伴うものである。

これに比べ、角型電池は、同じ期間のシェアが7.6%p下落した。角形供給量の主軸をなすCATLとBYDがコロナ事態による中国市場の萎縮したことが少なくない影響を及ぼした。ただし、両社とも2020年下半期に入って回復傾向を見せ、サムスンSDIが堅調な業績を示しながら全体搭載規模は増加した。

円筒型電池は、前年比3.6%増の33.2GWhにとどまり、シェアが4.1%p下がり、それに応じてパウチ型に押される様相を見せた。テスラの販売量が増加したにもかかわらず、中国市場の低迷でJACとXiaopeng Motorなど、現地自動車メーカーの供給量が縮小したことが、全体の増加分を相殺させた。

2021年の電気自動車用バッテリーの種類別シェアは、欧州市場が成長を維持し、中国と米国の市場が回復傾向を続けるものと予想され、三種類すべて搭載規模自体は堅調に増えるものと見られる。
 
(参考記事:「韓国LG、テスラに4680電池サンプルを供給か…日産バルセロナ工場買収し量産?」)
(参考記事:「1月の世界EV電池ランキング、CATL1位、LG2位、パナ3位」)
(参考記事:「中国除く世界のEV電池市場、半分以上が韓国企業製に…3社で52.9%」)


 
 
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