LG、取締役会活動の強化で支配構造の改善を加速化

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LG、取締役会活動の強化で支配構造の改善を加速化

 LGが上場会社の取締役会内にESG委員会と内部取引委員会を新設し、監査委員会の権限と独立性や社外取締役候補推薦委員会の役割など、取締役会の活動を強化して支配構造の改善を加速化する。

 (株)LGは最近、こうした支配構造改善案について取締役会で取締役の意見を聴取して今後の取締役会に案件を報告し、承認を経て確定する計画だ。持株会社のほか上場系列会社別にも取締役会の議論や承認を経て実行する計画だ。

 新設される「ESG委員会」はESG経営の最高審議機構として環境、安全、CSR、顧客価値、株主価値、支配構造などE/S/G関連分野別で全社レベルの主要政策を審議し、取締役会に報告する。

 委員会は社外取締役全員で構成し、実行力を高めるために各社の代表取締役が委員会のメンバーとして参加する。

 また、委員会の専門性確保のため、環境、社会、支配構造 などESG関連分野の外部専門家で構成された「コンサルティンググループ」も傘下に置く計画だ。

 内部取引委員会は△公正取引法上の私益詐取規制対象の取引、△大規模な内部取引、△商法上の自己取引、△会社の事業機会の流用、△特殊関係者との取引など、内部取引の透明性および適正性を審議する。

 委員会は社外取締役3人と社内取締役1人で構成する。内部取引委員会の審議結果は、定期的に取締役会に報告し、大規模な内部取引や自己取引など取締役会の付議対象は、内部取引委員会の審議後に取締役会で承認を受けることになる。
(*付議対象:取締役会で審議するべき案件)

 (株)LGと上場系列会社は、現在社外取締役3人である監査委員会の構成を、来年の定期株主総会の決議を通じて社外取締役4人全員に拡大する計画だ。

 監査委員会は会社の財務健全性の監査機能だけでなく、遵法経営の側面から業務の適正性を独立的に監督する役割を果たすことになる。

 また、監査委員会を補佐し、業務遂行を支援する独立的な「内部監査部署」を設置する。

 社外取締役候補推薦委員会は独立性を高めるため、委員長を社外取締役が務め、社外取締役候補群に対する常時チェックや評価を行うなど、委員会の審議や推薦機能を強化する計画だ。

 一方、LGは今年、各分野で専門性を備えた女性の社外取締役を迎え入れ、取締役会の多様性を強化する。

 (株)LGは環境分野の専門家であるエコマネージメントホールディングスのイ•スヨン執行役員を社外取締役に選任し、LG電子とLGユープラス、LGハウシス、G2R などの4社も各事業別の専門性を備えた女性の社外取締役を迎え入れる。

 来年にはLG化学、LG生活健康、LGディスプレイ、LGイノテックなどが女性の社外取締役を選任する予定だ。

 LG関係者は「韓国の大企業で初めて持株会社体制を導入し、相対的に支配構造の側面で肯定的な評価を受けてきたことに続き、今年はESG経営を実質的に実現し、支配構造の改善を加速化して持続可能な成長を成し遂げ、株主価値を高めていく」と述べた。


 
 
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