「LG化学は1~3月に史上最大の4半期利益を記録」韓国証券社

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「LG化学は1~3月に史上最大の4半期利益を記録」韓国証券社

キウム証券のイ・ドンウ研究員は25日、LG化学の分析レポートを公表した。
 
(参考記事:「ムーディーズ、LG化学などに適正な財務レバレッジ求める」)
 
イ研究員は、「LG化学の今年第1四半期の営業利益は1兆1,060億ウォン(約1070億円)となり、前年同期比で約4.7倍に増加しており、創業以来最大の四半期営業利益を記録する」と見通し、「電池部門の業績ターンアラウンドが予想される中、石油化学部門のスプレッド急増が要因である」と述べた。

具体的には、1)石油化学部門の営業利益は8,474億ウォン(約821億円)で、前年同期比467.7%増加する見込みであるとし、域内/外の需要が改善されている中で、域外プラントのシャットダウンにPE、PP、ゴム(汎用/ NBL)、フェノール、PVC、ABS、SAP、アクリル酸など、大部分の石油化学製品のマージンが急激に改善されたためであると分析した。
また、2)先端素材部門の営業利益は591億ウォン(約57億円)で、前年同期比184.2%増加する見込みであるとし、ポートフォリオ改善効果が発生しており、電池素材の業績改善が予想されるためであると分析した。
そして、3)電池部門の営業利益は1,337億ウォン(約130億円)で、実績ターンアラウンドが見込まれるとし、メタル価格上昇要因が存在するが、円筒形電池の需給タイト現象が続いており、海外工場の生産安定化によりコスト改善が予想されるからであると述べた。

イ研究員は、今後発生する可能性のある一回性の損益についても分析した。それによると、「同社は、昨年第4四半期に約8,000億ウォン(約780億円)の引当金を転入した。これはESS交換費用と顧客自発的リコール関連引当負債である。先制的対応により、今年の大規模引当金の設定が制限された中、訴訟和解時の合意金受け取りが可能に見える。また、和解なしに民事訴訟まで行く場合、結果が出るまで長期間がかかるだろうが、勝訴時に損害額の最大2倍の懲罰的損害賠償額と弁護士費用の賠償も可能である」と述べた。

続けて、「一方、2010年以後ITCの最終判決で輸入禁止命令が下された営業秘密侵害訴訟は合計6件である。この内、判決に不服を申し立て、控訴を行った5件のうち、結果が変わった事例はない」と指摘している。
 
(参考記事:「コナEV火災リコール、金額でヒュンダイがLGに譲歩した理由は?」)
(参考記事:「LG化学がESG債など1兆2千億ウォン社債発行…韓国企業としては最大規模」)
(参考記事:「LG化学が実績発表…2020年は史上最高売上(2兆8千億円)を記録」)


 
 
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