ヒュンダイ、全固体電池を2030年に量産化へ

EV・バッテリー

ヒュンダイ、全固体電池を2030年に量産化へ

ヒュンダイ自動車が2030年に全固体電池を量産化するとの目標を明らかにした。
 
(参考記事:「サムスンと現代自動車の総裁が再び会談か…全固体電池や自律走行車など協議予想」)
 
22日、ヒュンダイ自動車は2021年第1四半期(1~3月)の業績のカンファレンスコールにおいて、中長期における電気自動車の競争力向上策を発表した。

ヒュンダイは、世界的な電気自動車の需要が2025年1万台を上回ると予想し、電気自動車のラインナップを、今年の8種類から2025年には12以上に拡大し、グローバル販売台数を今年16万台から2025年56万台まで大幅に増やす計画である。

ヒュンダイ車は2年ごとにエネルギー密度を高めた次世代電池を披露する予定である。

現在搭載されている電池は、エネルギー密度が600Wh / L前半の第3世代であり、来る2023年にはエネルギー密度が600Wh / L後半の第4世代のバッテリーを、2025年にはエネルギー密度が700Wh / L半ばの第5世代のバッテリーを発売する予定である。

ヒュンダイは、LGエナジーーソリューション、SKイノベーション、サムスンSDIなど韓国バッテリーメーカー3社と協業し、市場のニーズを反映した最適なバッテリーを開発する方針だ。

また、ヒュンダイ車は、複数の電池メーカーとの戦略的協業などを通じて技術と製造競争力を確保して全固体電池を開発する計画だ。

これにより、ヒュンダイ車は2025年前の固体電池を搭載した電気自動車を試験量産し、2027年に全固体電池の量産のための準備作業に突入し、2030年に本格的に量産する計画である。

全固体電池は、正極と負極、電解質がすべて固体であるため、火災の危険性が低いうえ、エネルギー密度を増加させ、バッテリー重量に比べエネルギーを増やすことができ、リチウムイオン電池の代替として浮上している。

全個体電池については、ヒュンダイ車だけでなく、BMW、フォルクスワーゲン、トヨタ、サムスンSDI、テスラ、フォックスコンなども開発に乗り出しているが、難易度が高いといわれている。
 
(参考記事:「KERI「全個体電池を低コストで量産する技術開発」と発表」)
(参考記事:「[特集]電気自動車バッテリーで「全方位外交」を進める現代自動車」)
(参考記事:「ヒュンダイ「ジェネシス」のEVモデル発表…上海国際モーターショーで」)


 
 
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