中国研究チーム「量子コンピュータのプロトタイプ開発成功」

研究開発

中国研究チーム「量子コンピュータのプロトタイプ開発成功」

中国の研究者が最先端の量子コンピュータの試作品開発に成功したと伝えられた。
 
(参考記事:「KAIST研究チーム、「量子コンピューティングにおける機械学習アルゴリズムを開発」」)
 
10日、中国新華社通信などによると、中国科学技術大学の潘建偉院士が率いる研究チームが、超伝導量子ビット数が現在世界最多の量子コンピュータのプロトタイプ「祖沖之号」の開発に成功したと報じた。

量子コンピュータは、スーパーコンピュータを凌駕する計算能力を持ち、新たな物質や新薬の開発はもちろんのこと、金融、物流など幅広い分野での活用が期待される未来のコンピュータである。

「祖沖之号」は、制御された超伝導量子ビットが62個に達し、これをベースに、大量の情報の中から必要なものを見つけるときに有用であり、プログラムの動作が可能な「量子ウォーク」(quantum walk)を実現したと伝えられた。

1と0の2種類の形態、すなわち、2進法ビットの情報を格納する既存のコンピュータとは異なり、量子コンピュータは、いわゆる「キュービット」と呼ばれる、量子ビット一つ0と1の状態を同時に表示することができ、計算能力が既存のコンピュータと比較できないほど速いという特徴がある。

同研究成果は、著名学術誌「サイエンス」に掲載された。

新華社通信は、量子コンピュータが世界の科学技術界の重大な課題の一つであり、各国が競う分野であると伝えた。
 
(参考記事:「米国、中国のスパコン企業に制裁….7社・団体を禁輸リストに」)
(参考記事:「スパコン日本1位、韓国21位に「政府指導層は克日、AI強国を叫ぶが実状は正反対」韓国紙」)
(参考記事:「韓国が次期スパコンを早期導入か…「富岳に完敗」で批判噴出 1秒100京回演算機を検討」)


 
 
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