韓国ソリュース社、特殊銅箔の量産に成功…エアバスに供給

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韓国ソリュース社、特殊銅箔の量産に成功…エアバスに供給

韓国のソリュース先端素材(旧ドゥサンソリュース)が韓国で初めて航空宇宙用落雷防護システム(LSP、Lightning Strike Protection)特殊銅箔の量産に成功したと11日に発表した。
 
(参考記事:「韓国ソリュース社、中国にOLED材料生産拠点を設置…25年までに年産20トン体制」)
 
同社によると、この製品は、ソリュース先端素材の欧州法人サーキットフォイルルクセンブルク(CFL、Circuit Foil Luxembourg)で生産され、欧州最大の航空機製造会社であるエアバスにすでに供給されたという。

航空宇宙産業で軽量化・新素材化に焦点が当たるなか、胴体に、既存のアルミ合金の代わりに、炭素繊維複合材の適用が拡大している。同社は今回の量産成功について、電流が流れない複合材に導電性の良い素材の層を挿入し、落雷から胴体を保護する安全装置の開発の必要性が要求されたことによるものであると説明した。

同社によると、エアバスに供給する特殊銅箔はCFLの独自の技術力で開発されたという。落雷発生時胴体の表面と搭乗者に加えられる物理的な損傷を防止する高機能性製品であるとのこと。

ファビアンヌ・ボジェト(Fabienne Bozet)=ソリュース先端素材銅箔事業本部長は、「欧州で唯一の銅箔生産基地としての地理的優位性と落雷防護システム(LSP)に最適化された物性を持つ銅箔を製造できるという(自社の)差別化された技術力がエアバス供給につながった要因」とし、「今回の供給を契機に航空宇宙市場への進出の火ぶたが開かれた。今後前方産業の成長の本格的な恩恵を受けるものと期待している」と述べた。

ソリュース先端素材は、「ルクセンブルクに所在するCFLは、60年以上蓄積してきた世界最高水準の銅箔の製造中核技術力を基に、競合他社に比べ、市場の多様なニーズに積極的に対応している」とし、「航空宇宙用特殊銅箔のほか5G、半導体、スマートカードに適用されるハイエンド銅箔に至る高付加中心のファミリーポートフォリオと安定供給先を保有している」と強調した。
 
(参考記事:「「銅箔企業ソリュース先端素材、今年は営業利益+53%」(韓国証券社)」)
(参考記事:「LG傘下電池企業、銅箔事業のドゥサンソリュースと資本関係強化」)
(参考記事:「LGがドゥサン社に投資か…テスラへ電池箔供給可能性の企業」)


 
 
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