LG-KAIST 6G研究センター、27GHz帯域の広帯域ビームフォーミング技術を開発

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LG-KAIST 6G研究センター、27GHz帯域の広帯域ビームフォーミング技術を開発

(画像出典:KAIST)

韓国ニュースメディアのITBizNewsによると、LG-KAIST 6G研究センターが、移動通信用6Gテラヘルツ(THz)帯域で世界で初めて27GHz帯域幅の広帯域ビームフォーミングソリューション技術の開発に成功したという。

LG-KAIST 6G研究センターは、6G移動通信の核心周波数であるテラヘルツ帯域における6G技術先導のための核心源泉技術開発のために、LG電子とKAISTが2019年1月に設立した国内初の6G産学研究センターだ。

6G移動通信では、テラヘルツ周波数を活用した広帯域無線伝送技術が、高い伝送速度と多くの加入者を支援するための主要技術として注目されている。テラヘルツ周波数使用による通信距離の減少をビーム放射利得で解消する広帯域ビームフォーミングソリューションが必須である。

LG-KAIST 6G研究センターは2年半の源泉技術研究開発を通じて、テラヘルツ周波数領域の143~170GHzに至る27GHz帯域幅で高い信号伝達損失の技術難題を克服し、移動通信に効果的に活用できるビームフォーミングソリューションを開発、ハードウェア実装テストの実演を成功させたと発表した。

現在、国内5Gミリメートル波(mmWave)の通信事業者割り当ての全帯域幅が2.4GHzレベルであることから、今回開発した広帯域ビームフォーミングソリューションのサポート帯域幅27GHzは、5Gミリメートル波と比較して11倍を超える拡張された帯域幅を提供する単一ソリューションである。

LG-KAIST 6G研究センターは、テラヘルツ周波数信号の低損失信号伝達・分配および超広帯域支援の可変位相制御を実現する源泉技術の発掘と関連実現技術の確保を段階的に進め、その結果、このソリューションの適用技術全体を内製化する成果を導き出したと説明した。

また、ハードウェア実装検証テストにより、27GHzの超広帯域支援状況でシステム信号伝達効率を従来技術に比べて4.2倍改善しながらも20度の有効ビーム幅および50度のビーム・ステアリング範囲を確保した。

LG-KAIST6G研究センター長のKAISTチョ·ドンホ教授は「LG電子をはじめとする韓国標準科学研究院、キーサイト(Keysight Technologies)と共同協力して6G核心技術を創出し、実現可能性を検証することで世界的に6G技術の開発をリードするきっかけを作った」と評価した。

LG電子のキム·ビョンフン未来技術センター長は「LG電子はKAIST及び韓国標準科学院、キーサイト(Keysight Technologies)との6Gテラヘルツ関連の先制的な韓国産学研協力成果を基に、韓国がグローバルトップレベルの6G R&D推進力量を備えるのに貢献していきたい」と述べた。

 
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