LGエナジー&SKイノベが米国でバッテリー積極投資、米エコ政策期待大

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LGエナジー&SKイノベが米国でバッテリー積極投資、米エコ政策期待大

LGエナジーソリューションやSKイノベーションが、米国内でのバッテリー投資を攻撃的に行っている。特にSKイノベーションの場合、米国での投資規模を当初の計画より2倍以上増やし、電気自動車(EV)市場での存在感を高めている。欧州を中心にバッテリー投資に乗り出してきた韓国企業各社が米国に目を向けたのは、バイデン政府のエコ政策や米完成車企業による大々的な電気自動車への投資が相まってのおかげだという。韓国メディアのアジア経済が報じた。

17日、業界によると、SKイノベーションの米バッテリーの演算規模は、早ければ2026年から150.5GWhへと拡大される。地域別に見ると、ジョージア第1工場9.8GWh、ジョージア第2工場11.7GWh、テネシー43GWh、ケンタッキー86GWhだ。テネシーとケンタッキー工場はフォードと設立したバッテリー合弁会社「ブルーオーバルSK」が建設中だ。

LGエナジーソリューションは2025年までに145GWh規模の生産能力を備えることになる。ミシガン工場5GWh、オハイオ35GWh、テネシー35GWh地域に工場を設立している。オハイオとテネシー工場はゼネラル·モーターズ(GM)と合弁会社「アルティアムセルズ」が投資した地域だ。

韓国内バッテリー企業が米国投資に熱を上げるのは、米電気自動車市場のばら色の展望やバイデン政府のエコ政策への期待からだ。テスラがリードしてきた電気車販売競争に、米完成車トップ3企業のGM、フォード、ステランティスが加わり、乗用車、ピックアップトラックなどの電気車モデルも増えている。

市場調査会社IHSマークィットによると、米電気自動車市場は昨年1300万台水準から2025年には1680万台へ29%増加する見通しだ。これを受け、電気自動車バッテリー市場の規模も急増している。米国だけで電気車バッテリー市場規模は昨年3万2061MWhから2025年には22万4538MWhへ7倍拡大すると推算される。

さらに、電気車への支援政策も、米国への投資に一役買っている。米下院は今月初め、民主党議員らが発議した「電気自動車税控除拡大法案」を可決した。税金控除規模を現在の7500ドル(約881万ウォン、約86万円)から1万2500ドル(約1470万ウォン、約143万円)に増やす内容が盛り込まれた。同法案は、全米自動車労組(UAW)に加入した米完成車(GM、フォード、ステランティスなど)企業に特典を与えるというのが核心だ。さらに、米国で生産するバッテリーメーカー各社も恩恵を受けるものと見られる。韓国内バッテリー企業が米国の完成車企業と手を組んで米国投資に熱を上げる理由だ。

LGエナジーソリューションやSKイノベーションは、米市場を足がかりに、それぞれ世界トップのバッテリー企業へと跳躍するという戦略だ。中国市場が自国の電気車やバッテリー企業に友好的であることを考慮すれば、米市場での世界市場シェアが決まるという意味だ。

BNK投資証券のキム·ヒョンテ研究員は「ブルーオーバルSKの演算能力は当初の予想より2倍増えた129GWhに計画が確定した」とし「近日中にバッテリー中長期Capaと売上ガイダンスが上向きになり、バッテリー子会社『SK ON』に対する期待も高まる見通しだ」と説明した。

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