現代自、「Kバッテリー」各社とのコラボ強化でEV市場での存在感高める

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現代自、「Kバッテリー」各社とのコラボ強化でEV市場での存在感高める

現代(ヒュンダイ)自動車グループが「Kバッテリー」各社との協業を強化し、世界的な電気自動車市場におけるプレゼンスを高めている。韓国メディア「毎日日報」が報じた。

31日、業界によると、現代車は先月インドネシアのカラワン産業団地にLGエナジーソリューションとバッテリーセルの合弁工場を着工し、2023年上半期に完工する計画だ。本格的なバッテリーセルの量産は2024年上半期から始まる。

LGエナジーソリューションとの合弁工場は2024年から生産される現代·起亜専用プラットフォーム(E-GMP)が適用された電気自動車をはじめ、今後開発される多様な電気自動車に搭載される予定だ。

現代自動車のク·ジャヨンIR担当専務は26日、第3四半期の経営業績発表カンファレンスコールで「2023年までに量産が予定されている電気自動車バッテリーはすでに確保している」とし、「LGエナジーソリューションとのインドネシア合弁工場を通じ、2024年以降に10GWhのバッテリーを確保するという目標」と明らかにした。また、その他の戦略も多様な可能性を検討している」と付け加えた。

現代車グループとSKオン(旧SKイノベーション)とのコラボレーションも活発になっている。SKオンは、現代・起亜の初の専用電気自動車「アイオニック5」とEV6に続き、「アイオニック7」までのバッテリーを供給することになった。アイオニック7は、現代車がE-GMPを通じて披露する初の大型SUVで、2024年に発売される予定だ。

現代車は今後、米電気自動車の生産に必要なバッテリーも、LGエナジーソリューションやSKオンなどから供給を受ける見通しだ。現代車は来年ごろ、専用電気車の現地生産のための設備構築を準備しているという。韓国内バッテリー3社は米国完成車「ビッグ3」との合弁などを通じ、現地バッテリー工場の拡大に拍車をかけている。

現代車グループのチョン·ウィソン会長は今年に入り数回にわたり米国に出張し、バイデン政府の「バイ·アメリカン」基調に合わせた対応戦略を講じている。これに先立ち、今年5月には2025年までに電気車現地生産などのため米国市場に約8兆ウォン(約7760億円)以上を投資するという計画を発表している。

サムスンSDIとは、開発段階の全固体バッテリーなどを通じて取引が始まるだろうという見方が出ている。チョン会長は昨年5月、サムスンSDI天安(チョンアン)事業場でサムスン電子のイ·ジェヨン副会長と会い、全固体バッテリーなどサムスンの未来バッテリー技術の開発現況と方向性について意見を交わした。

一方、アイオニック5とEV6は、グローバル市場で早いスピードで販売量を増やしている。これらの電気自動車は今年9月末までに5万台販売を突破した。今年4月に発売されたアイオニック5は、内需1万5467台、輸出2万3050台の計3万8517台が売れた。起亜(キア)EV6は今年8月の発売後、内需4564台、輸出7508台の計1万272台が販売された。

業界関係者は「バッテリー競争力はまさに電気車競争力」とし「これに現代車グループは国内バッテリー企業と緊密なコラボレーションを土台に電気車技術革新を主導している」と伝えた。

参考記事:現代自「2023年までにEVバッテリーをすべて確保」今年のEV販売10万台も
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