サムスンがフォルダブルフォン用有機ELパネルを量産開始か、ベトナムで

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サムスンがフォルダブルフォン用有機ELパネルを量産開始か、ベトナムで

サムスンディスプレイがベトナムにフォルダブル有機発光ダイオード(OLED)のモジュール工程ラインを構築したと、韓国メディア・ジイレックが報じている。今年初めて量産したフォルダブルOLEDパネルの可能性を確認されたことから、生産能力の増大に出たものと解釈される。
今年サムスンのGALAXY FOLDに搭載されたフォルダブルOLEDパネルのモジュール工程は、韓国の忠南天安のA1工場で行われた。 主に研究開発(R&D)のラインに活用されている第4世代(730mm x 920)ハーフカットOLEDセル(Cell)の生産ラインがあるところだ。 サムスンディスプレイは、ここにパイロットレベルモジュールの生産ラインを作り、今年フォルダブルOLEDディスプレイを量産した。
サムスンディスプレイは、すでに今月初めにベトナムのモジュール工場において最初のフォルダブルOLEDモジュール生産ラインのセットアップを終えたとものとジイレックは伝えている。 第二の生産ライン装置も入庫され現在設定進行中であるとのこと。 パイロットレベルA1工場モジュール生産ラインに続く、本格的なフォルダブルOLED用モジュールの量産ラインになる見込みという。

フォルダブルOLEDモジュールライン機器メーカーの関係者は、「来年には年間1000万台のパネル生産能力を確保するという話が出ている」とし「本格投資の決定は、役員人事以降になるだろう」と述べたという。
サムスンディスプレイはサムスン電子無線事業部だけでなく、中国のスマートフォンメーカーなどにもフォルダブルOLEDパネルの営業を活発化させていると伝える。 フォルダブルOLED関連素材メーカーの関係者は「サムスンディスプレイ内部でフォルダブルOLEDの今後の可能性について肯定的に見ている」と述べたという。
サムスン電子無線事業部は、来年上半期クラムシェル(clamshell)タイプのフォルダブルスマートフォンを発売する計画である。 既存のGALAXY FOLDに比べ画面が小さくなり、折り畳む方向も左右両側から上下に変わったモデルとなる見込み。 フォルダブルOLEDカバーウィンドウ素材に初めてガラスが適用される見通しだ。
今年発売されたGALAXY FOLDには、透明ポリイミド(PI)カバーウィンドウを採用した。 日本の住友化学がコーティングまで終えた透明PIフィルムを韓国内にある住友回路の子会社が偏光板と合紙し、サムスンのディスプレイに供給されたと伝えられる。
サムスンディスプレイは、ベトナムにメインOLEDモジュールの生産ラインを置く。 2016年と2017年にモジュールライン構築したときは、ラミネート装置はトプテクとAPシステムが70%、30%ほどの割合で供給したものという。 当時APシステムは、ラミネート装置のセットアップにおいて多くの困難があった模様とのこと。フィルム合着(ラミネート)した後、気泡を抜き出すオートクレーブ装置は、イエスティーが供給したという。


 
 
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