韓国企業がバッテリー素材をセントラル硝子に供給か

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韓国企業がバッテリー素材をセントラル硝子に供給か

韓国のチュンボ社(Chunbo Co., Ltd)がバッテリーの核心素材の一つである電解質を日本企業であるセントラル硝子に供給したという。韓国メディア・ジイレックが報じている。セントラル硝子もバッテリー電解質を作る会社であり一部チョンボ社と競合するが契約を結んだとのこと。
チュンボ社はセントラル硝子の韓国法人である韓国セントラル硝子と862万ドル規模のバッテリー電解質供給契約を締結したという。来年4月から2022年3月まで供給が行われるとのこと。 今後バッテリー市場の拡大に伴い供給量が増えることがある。
具体的にはどのような製品が対象なのかは明らかにされていないという。 チュンボ社とセントラル硝子は、リチウムジフルオロオキサレートホスフェート(LiDFOP)の市場で競争している。ジイレックの推定では、セントラル硝子が作れずチュンボ社が価格競争力を確保しているジフルオロリン酸リチウム(LiPO2F2)が対象だという。この電解質は、電池の寿命を増やし、充電時間の短縮効果があるという。
LiPO2F2は2018年3月から量産が行われたという。 現在、工場の稼働率は100%とのこと。スマートフォンや円筒形電池に使われる六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)は㎏当たり2万ウォン(約1,880円)だが、LiPO2F2の場合、10万ウォン(約9,415円)と5倍以上高いという。
チュンボ社のバッテリー素材事業の営業利益率は第3四半期基準で19%を記録。 第3四半期の61億ウォンの営業利益のうち、約12億ウォンがバッテリー素材事業で発生したという。
バッテリー電解質は、陽極材、陰極材、分離膜とならび4大核心素材として挙げられる。 バッテリーのコストに占める割合は10%台。
チュンボ社は1997年に設立された。 本社は忠清北道清州にある。 主な事業分野は、電子材料(LCDエッチング液添加剤、半導体プロセス材料、OLED材料)、バッテリー素材(電解質、添加剤)、医薬品素材(医薬品中間体)などである。 今年2月にコスダックに上場。


 
 
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