サムスンSDIのハンガリー工場が一時稼働低下、モジュール部品調達に支障か

EV電池 企業

サムスンSDIのハンガリー工場が一時稼働低下、モジュール部品調達に支障か

ハンガリーのゲッド(Göd)にある、サムスンSDIの電気自動車(EV)バッテリー工場の稼働率が一時的に低下していたことが分かった。バッテリーセルのモジュール部品調達に支障が生じたことが原因であるとみている。

韓国メディア・ジイレックは、同工場の稼働率が下落したのは技術的な問題ではないとし、バッテリーの生産効率を高めるため現地調達を推進していたなかで、供給物量や品質が基準を満たさなかったことから、調達が計画どおりに進まなかったことが原因であると報じている。そのため、韓国国内で追加で確保し、現在通常稼働中であるとのこと。

バッテリモジュールには、バッテリーセルを接合するための配線ハーネスやバスバー(Bus Bar)、各種コネクタ、バッテリーマネージメントシステム(BMS)などが含まれる。各部品をフレームに入れて、バッテリーセルを外部からの衝撃や振動などから保護する。

今回の稼働率低下による、バッテリー販売への影響は限定的であるという。ジイレックによると、サムスンSDIの関係者は、「しばらく稼働率が低下したことはあるが、今は(モジュール部品需給に)問題はない」と述べたという。

サムスンSDIは、ハンガリー・ゲッドでの第二工場建設も進めている。 4つの生産ラインで1200万セルを生産するという。

韓国の証券会社であるユージン投資証券のノ・キョンタクノ研究員は、サムスンSDIの業績見通してについて「2020年にヨーロッパの顧客の本格的な電気自動車発売計画があることから、サムスンSDIの実績成長が期待される」とし「2020年欧州電気自動車予想販売量は、前年比28%増の67万台と推定している」と指摘している。


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない