LCDパネル価格の上昇、今年半ばには再び下がるとの見方も

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LCDパネル価格の上昇、今年半ばには再び下がるとの見方も

先月末に下落を止めたTV用液晶ディスプレイ(LCD)パネルの販売価格が今年に入って2ヵ月連続で上昇した。 国内パネルメーカーのLGディスプレイとサムスン(サムスン)ディスプレイが生産量を大幅に減らしたのが主な原因として挙げられている。 しかし、中国のパネルメーカーが新規工場を稼動するため、価格上昇の勢いは長く続かず、今年半ばには再び下がるという見方がある。

7日、台湾の市場調査会社トウィッツビュー(WitsView)によると、55インチTV用LCDパネルの平均価格は今年△1月上旬104ドル△1月下旬105ドル△2月上旬106ドルと集計された。 調査毎に1ドルずつ上昇したことが分かった。 ウィッツビューは毎月、上•下順にLCDパネルの販売価格の調査結果を発表する。 11月下半期から12月下半期までは103ドルだった。

中国市場調査会社シグマインテールは、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの影響を反映した最近の調査結果で、「パネル出荷が遅れ、短期間内にほとんどのサイズで需給がタイトな状況が維持されるだろう」と予想した。 今月55インチLCDパネルの価格は先月(106ドル)より3ドル上昇の109ドルと見込まれた。

サムスンディスプレイとLGディスプレイは昨年、一斉に国内テレビ用LCD生産ラインの一部の稼動を停止した。 英国に本社を置く市場調査会社HISマークィットによると、LGディスプレイとサムスンディスプレイは昨年4四半期にTV用LCDパネルをそれぞれ940万台、660万台ずつ出荷した。 LGディスプレイの出荷量は前年同期比で380万台減り、29%減少した。 同期間、サムスンディスプレイの出荷の減少量は360万台で35%の減少幅を記録した。

キム・チャンハンLGディスプレイTVマーケティング常務は、先月1四半期の業績発表コンファレンスコールで「TV用LCDパネルの価格は、上半期まで価格安定の傾向、あるいは一部の上昇が可能だろうと予想される。しかし、下半期には新規工場の稼動があるため需給の持続的なタイトを維持するには苦しいと思う」と話した。

一方で、複数の韓国紙は、新型肺炎によるLCDの供給不足により、韓国ディスプレイ企業が「一息つける」という見方を伝えている。


 
 
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