韓国企業、中国Sボルト社にバッテリーStacking工程装備を供給

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韓国企業、中国Sボルト社にバッテリーStacking工程装備を供給

韓国のエムプラス(엠플러스/Mplus)社が中国のSボルト社に対し、電気自動車(EV)バッテリー素材を階段のように積み上げるスタッキング(Stacking)工程用装備を供給したという。韓国メディア・ジイレックが報じた。SボルトはCATLやサムスンSDIのような角型バッテリーを主に生産している。 エムプラスはこれまで、パウチ型バッテリー中心に事業を展開してきた。 中国は角型バッテリーの割合が圧倒的に高い。 同社はパウチ型バッテリーから角型バッテリーへ装備種類の多様化に成功した形だ。
Sボルトは、中国の完成車メーカーである長城汽車から独立した企業だ。バッテリー事業の増設に乗り出し、昨年破産した業界3位だったオプティマムナノエネルギーの座を伺っているといわれる。 最近、年産20ギガワット時(GWh)規模のバッテリー工場の建設に100億元(約1590億円)を投資すると発表した。 北京、常州、天津にバッテリー工場を建てる。 欧州市場攻略に向けて20億ユーロ(約2370億円)を別に投資する計画だ。
同紙は、エムプラスの立場からすると、Sボルトはバッテリー装備市場の拡大において最適のパートナーであると指摘。中国だけでなく、欧州に建設するバッテリー工場にも装備を供給する可能性が高いからだ。 Sボルトもエムプラススのタック装備で高性能角型バッテリーの生産が可能になったとのこと。
一般的に角型バッテリーは正極材、分離膜、陰極材などのバッテリー素材が巻き付いたゼリーロール(Jelly roll)を利用する。 電解質を入れてパッケージングをする。 ただ、バッテリーの内部空間を100%活用し難いという欠点がある。 角空間が少しずつ残る。 充放電を繰り返せば、素材が変形するスウェリング(Swelling)現象が現れることもある。
パウチ型バッテリーのようなスタッキング工程を利用すれば、角型バッテリーの構造的問題を解決することができる。 ハイブリッド角形バッテリーと呼ぶ。 業界1位のCATLがこの方式でバッテリーを作る。 サムスンSDIも今年進めるハンガリー•グエド工場の新規投資にスタック装備を活用する。 エムプラスはサムスンSDIハイブリッド角型バッテリーパイロット生産ラインにスタック装備を供給したことがある。
昨年にエムプラスは1043億ウォン(約93億円)の売上を上げ、2003年に創立後、最大の業績を記録した。


 
 
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