マグナチップ半導体の買収、SKハイニクスが主導か?

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マグナチップ半導体の買収、SKハイニクスが主導か?

SKハイニクスが、韓国の非メモリ半導体企業であるマグナチップ半導体(MagnaChip Semiconductor Limited)社の買収に関わるようだ。
韓国の経済メディアなどによると、同国内の私募ファンド(PEF)であるクレディアン・パートナーズとアルケミストキャピタルパートナーズコリアが共同でマグナチップ社を買収するという。取引金額は4000億ウォン(約346億円)といわれる。SKハイニクスは劣後投資として関わるとのこと。
マグナチップは、ハイニクス半導体(現SKハイニックス)が2004年に売却した非メモリ半導体事業部門が母体だ。ファブレス(設計会社)から注文を受け、半導体を製造するファウンドリ専門企業である。一時生産規模が世界8位になったこともあったが、負債を返済できず、2009年に米国の裁判所に法廷管理(第11章)を申請した。以降、米国系ヘッジファンドのアベニュー・キャピタルが不良債権を出資転換し、法定管理を終えた。 2011年に韓国の証券市場を経由せずに、ニューヨーク証券取引所に直接上場した。
韓国経済新聞によると、マグナチップ社は、機関投資家が資金を回収するために、2015年バークレイズを主管社に選定して売却に乗り出したが失敗した後、昨年売却主幹事をJPモルガンに交換し再売却に入ったという。価格水準を巡る認識差から、しばらくの売却が延期されていたが、最近売却者側がクレディアンコンソーシアムが提示した価格を受け入れたことで取引が本格化したという。
クレディアンとアルケミストはマグナチップ買収のために特別目的法人(SPC)を設立し、それぞれ約2000億ウォン(約173億円)を投資することにした。クレディアンは国内の機関投資家からの資金を受け優先投資家となり、アルケミストはSKハイニクスなどの資金を受けて劣後投資家として参加するという。クレディアンは、同SPCの株式50%+ 1株、アルケミストが50%-1の株を持つとされる。
クレディアンとアルケミストが両社ともPEFであることから、劣後投資家となっているSKハイニクスが事実上、マグナチップ社の買収を主導しているのではないかと業界ではみら


 
 
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