LGディスプレイ、OLED競争力さらに強化へ。株主総会で社長述べる

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LGディスプレイ、OLED競争力さらに強化へ。株主総会で社長述べる

LGディスプレイのジョン・ホヨン社長が同社の定期株主総会において、有機発光ダイオード(OLED)の競争力をさらに重点的に強化すると述べた。
ジョン社長は20日、同社の坡州(パジュ)事業場で開かれた第35期定期株主総会において、株主書簡を通じて次のように述べた。「対外環境の不確実性と業界内の激しい競争のなかでも、OLEDを中心にした競争力強化のための重点課題を推進する」と明らかにした。続いて「コロナ19拡散に経営環境が急変している」とし「事業運営の核心的なリスクのほか、新たな機会要因も総合的に考慮し、体系的かつ先制的に対応する」と述べた。

ジョン社長は「コロナ19の拡散初期に憂慮した中国内生産・供給の問題は、比較的大きな問題なく対応中」であるとしながらも、「最近、米国と欧州にもコロナ19が本格的に伝播し、今後世界の需要に大きな影響を与えるだろう」と予想した。続いて「コロナ19の拡散が前後産業とサプライチェーン全般に与える影響と、過去の感染症の類似例、金融危機(2008年)後の市場環境の変化等を検討し、対応を点検している」と付け加えた。
昨年9月にハン・サンボム前副会長の退陣後、最高経営責任者になったジョン社長はこの日、代表取締役に選任された。ソ・ドンフイ最高財務責任者(CFO)は、社内取締役に再選任された。この日、LGディスプレイは△2019年の財務諸表の承認△社内取締役2名選任△理事報酬限度の承認などの案件を議決した。取締役報酬限度は厳しい経営環境を反映し、前年比47%減の45億ウォン(約4億円)とされた。昨年の額(85億ウォン)と比べると、約半減したことになる。
LGディスプレイの昨年の売上高は23兆4756億ウォン(約2兆円)、営業損失1兆3594億ウォン(約1200億円)を記録した。 OLEDへの事業転換により、OLED TVの売上高の割合は、2018年の24%から昨年は34%に増加している。
OLEDの大型パネルを独占するLGディスプレイは、韓国の坡州(パジュ)と中国の広州にあるOLED生産工場を本格稼動させることで実績を成長させたい構えだ。LGディスプレイは、このため、チャーター便によって広州にエンジニアなど送る予定だ。
(参考記事:「LGの広州OLED工場、3月に量産開始か?最終テストのため300人派遣」)


 
 
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