LGディスプレイの社員290人、広州に出発

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LGディスプレイの社員290人、広州に出発

(写真:LGディスプレイの中国広州OLED工場=同社提供)
26日、LGディスプレイ技術者・研究者など290人を乗せた大韓航空のチャーター便が仁川空港から広州の白雲国際空港に向けて出発した。韓国各紙が報じた。
同社のスタッフ290人は、収率(生産比欠陥のない製品の割合)の問題で正常稼動が遅れていた広州8.5世代OLED工場の量産開始のために派遣された。

新型コロナウイルスの影響もあり、LGディスプレイは広州に最小人員を派遣してきたが、大型OLED量産詰め作業のためには、大規模な派遣が避けられないと判断した。今回派遣された社員はすべてコロナ19の陰性確認書を持参したという。出発の4日前から同社の寮で合宿生活(隔離)を行ってきたという。彼らは広州に到着するとすぐに中国での追加検査を受けて、別のスペースで分離されるとのこと。韓国メディアによると、LGディスプレイは中国政府に隔離措置の例外を要請したが、受け入れられなかったという。

当初、LGディスプレイは今年第1四半期(1〜3月)のOLED量産を目標にしたが、コロナ19の影響もあり開始時期が遅れた。量産開始時期に関しては第2四半期にずれ込む可能性が高そうだ。
広州OLED工場はLGディスプレイの黒字転換のための重要な生産基地だ。 LGディスプレイは広州OLED工場で1段階で月6万枚(ガラス原板投入基準)を生産し、今後の市場の状況に応じて生産規模を最大月9万枚(2段階)まで引き上げる計画だ。

ただし、東京オリンピックなど大型スポーツイベントが延期されたことから、有機ELテレビ(OLEDテレビ)の「五輪商戦」が盛り上がらない可能性もある。
(参考記事:「[特集]LGの有機ELパネル供給に狂い。五輪商戦を前に不安広がる」)


 
 
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