KISTが伸縮性を有するリチウムイオン電池開発

EV電池 研究開発

KISTが伸縮性を有するリチウムイオン電池開発

ゴムのように伸びる新概念のリチウムイオン電池が開発された。

韓国科学技術研究院(KIST)は31日、光電ハイブリッド研究センターのソン・ジョンゴン責任研究員が、アコーディオンの構造に模した、バッテリーを構成する電極、電解質などすべての部分が50%以上の高い伸縮性を有する高容量リチウムイオン電池を開発したと明らかにした。

(画像:KIST提供)

同研究結果は、国際学術誌「ACS NANO」に 3月24日掲載された。同研究者によると、この電池は、元のサイズの1.5倍以上に増やすことができるという。その一方で、エネルギー容量は、従来のバッテリーと同じレベル(㎠あたり5.05mAh)とのこと。

特にバッテリーを500回以上繰り返し伸縮させても性能が維持されたという。

同研究者は、アコーディオンの蛇腹の部分の素材自体に伸縮性があるわけではなく、物理的な構造のおかげで、伸縮性を有するという点に着目したという。グラフェンとカーボンナノチューブと、このようなアコーディオンの構造を模倣し、マイクロメートル(㎛・1㎛は100万分の1m)単位の、蜂の巣状の電極構造体を作製したとのこと。

同研究員は「今回開発した伸縮性バッテリーは、50%以上の機械的変形にも性能変化がなく、長期的な安定性まで備え実用化の可能性が高い」とし「ウェアラブル機器やフレキシブルスマートフォンなど、さまざまなモバイル機器を新たに実装することができるよう」と述べた。


 
 
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