LGがスマートフォン戦略を再編か

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LGがスマートフォン戦略を再編か

LG電子が自社製スマートフォンの再編に乗り出している。

 今年、LG電子はフラッグシップモデルのスマートフォン「V60 ThinQ 5G」の発売地域から韓国国内を除外したことに続き、LGのプレミアムラインナップであった「G」シリーズを廃止することを決定した。代わりに、「チョコレートフォン」のような新しいブランドを立ち上げる予定だ。

 韓国メディアなどによると、LG電子は5月発売予定の5Gスマートフォンのモデル名から「G」を取り外すことを決定した。「G9」と知られていたこのスマートフォンの新しいモデル名は今月公開される予定である。

 新しいモデルは、フラッグシップモデルと同等の性能になると予想される。販売価格は100万ウォン(約8万7千円)以下になる見通しだ。米ITメディア「GSMアレナ」によると、このモデルは「クアルコムスナップドラゴン(Qualcomm Snapdragon)765」をアプリケーションプロセッサ(AP)として搭載している。エッジ型フルHD有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイに4つの背面カメラを搭載すると予想される。バッテリーの容量は、4000mAhであり、3.5mmイヤホンジャックを搭載した。

 2画面スマートフォンではあるが、片方ずつ販売することで、販売価格を抑えるという。

 LG電子はモデル名からアルファベット「G」を完全に取り外すようだ。Gシリーズは2012年から発売され、G3は発売された年に約1000万台の販売量を記録し、LGスマートフォンの最高実績となった。しかし、その後Gシリーズの販売量が減少し、LG電子のMC(モバイルコミュニケーション)事業部は慢性的な赤字が継続するようになった。

 同社のMC事業部門は2015年の第2四半期から19四半期連続赤字を記録している。この間、MC事業本部長を4回交代しており、昨年度就任したイ・ヨンモMC事業本部長がGシリーズ廃止を決断したとみられる。

 先月、発売された2画面スマートフォン「V60 ThinQ 5G」も、次のモデルからは名称が変わる可能性が高いとみられている。

 LG電子は今後発売されるフラッグシップモデルにG、Vなどのアルファベットを入れたモデル名を付けず、「チョコレートフォン」、「プラダフォン」のように、製品別に名称を付けると韓国メディアでは予想する。

 また、委託者ブランド名製造(ODM)、共同設計製造(JDM)に力を入れることで、利益率も改善する意向だ。

 LG電子は中低価格スマートフォンモデルのラインナップを増やし、今年のODM、JDMの出荷量を50%以上増加させることで、グローバルスマートフォン出荷量を引き上げる予定だ。市場分析会社「IDC」によると、昨年度全世界スマートフォン出荷量に対するLG電子のスマートフォンのシェアは約2%であった。

 
 
 
(以上)


 
 
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