小米のゲームフォンパネル、サムスンとBOE供給

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小米のゲームフォンパネル、サムスンとBOE供給

 
シャオミ(小米)のゲームフォン新製品であるBlack Sharkシリーズの有機発光ダイオード(OLED)パネルを、サムスンディスプレイと中国BOEが供給している事が判明した。 BOEはBlack Sharkシリーズ用パネルを納品し、フレキシブルOLEDパネル出荷量を徐々に増やしているとのこと。

2日、韓国メディア・ジイレックによると、先月3日にシャオミが発売した世界初の5GゲームフォンBlack Shark3シリーズのOLEDパネルは、サムスンディスプレイとBOEが供給しているという。Black Shark3シリーズは、6.67インチの一般モデルと7.1インチのProモデルで構成されている。一般モデルは、サムスンディスプレイのリジッドOLEDパネルを、上位モデルはBOEのフレキシブルOLEDパネルを搭載している。

BOEがシャオミに納品したパネルは2.5DフレキシブルOLEDパネルであり、中国の成都B7ラインで製造されたとのこと。 B7で2.5DフレキシブルOLEDパネルを生産したのは今回が2度目であるという。 BOEは2017年にB7で初めてフレキシブルOLEDパネルの量産に成功しており、綿陽(B11)などにもフレキシブルOLED生産ラインを増やしている。

BOEのBlack Shark3用OLEDパネルはアドオン(Add-on)タッチ方式を採用しており、ファーウェイP40シリーズに納品したパネルもアドオン方式であった。アドオンとは、パネルの上にタッチフィルムを付着する外付け方式をいい、タッチフィルムをディスプレイの中に搭載する内蔵方式ではなく、技術難度が低いとされる。

一方、サムスンディスプレイがBlack Shark3の一般モデル向けに供給したリジッドOLEDパネルは、オンセルタッチ(OCTA:On-Cell Touch AMOLED)方式を適用した。オンセルとは薄膜封止(TFE:OLEDパネルを水分・酸素から保護する事)工程でパネルの中にタッチセンサーを内蔵する方式である。サムスンディスプレイがファーウェイP40シリーズの上位モデル(P40 Pro・Pro+)に供給したOLEDパネルもオンセルタッチ方式であった。 BOEもオンセルタッチ技術を開発しているが、歩留まり等で問題があることが分かった。

サムスンディスプレイは、昨年発売されたシャオミBlack Shark2シリーズにおいては一般モデルとProモデル2種全てにOLEDパネルを単独で供給していたが、今回はBOEも参入した形だ。

Black Shark3シリーズは、現在中国でのみ販売中だが、今後は全世界で発売予定であり、どちらの製品もクアルコムのスナップドラゴン865を搭載している。
 
 


 
 
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