「Galaxy S20 Ultra」用カメラモジュール増産へ

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「Galaxy S20 Ultra」用カメラモジュール増産へ

 
韓国のエムシーネクス社社(MCNEX Co Ltd)が、サムスンの「Galaxy S20 Ultra」用のカメラモジュールラインを増設する。当初の期待を上回る需要の増加に対応するためとみられる。

6日、韓国のジイレック紙によると、エムシーネクス社はサムスンの「Galaxy S20 Ultra」用カメラモジュールのラインを増設するという。先月発売され「Galaxy S20」はシリーズ全体では販売が不振であるが、最上位モデルである「Galaxy S20 Ultra」の売上高は当初予想値を上回っている。

エムシーネクス社は「Galaxy S20 Ultra」に4000万画素のフロントカメラと1200万画素の背面広角カメラモジュールを納入している。4000万画素のフロントカメラはエムシーネクス社が単独供給する。

同紙によると、エムシーネクス社は「Galaxy S20 Ultra」のほか、「Galaxy A31」などにも背面クワッドカメラなどを納入する。「Galaxy A31」は「Galaxy A51」とならび生産量が多い。「Galaxy  A51」のリアクワッドカメラはカムシステム社が生産する。

エムシーネクス社は、3D ToF(Time of Flight)センサーに関しては、車両用に集中する計画であると同紙は伝えている。 ToFは、レーザーが物体にぶつかって戻ってくるまでの所要時間によって物体の位置を把握する技術である。5G環境において拡張現実(AR)などに広く活用されることが期待される技術である。自律走行車では、LIDER装置等に適用することができるとのこと。

同紙によると、業界では、エムシーネクス社は、サムスン電子スマートフォンにToFモジュールを供給することが知られていたが、現在エムシーネクス社には、スマートフォン用のToF生産ラインはないと指摘。同社が、スマートフォンToFモジュールは収益性が低いと判断したためであると伝えている。

エムシーネクス社は、今年の売上目標を前年比25%以上成長の1兆6000億ウォン(約1400億円)と設定している。サムスン電子のスマートフォンのマルチカメラ拡大に対する期待感を反映した。ただし、カメラモジュールによる営業利益率は昨年より下落する見通しだ。同紙によると、サムスン電子のカメラモジュールパートナー間の受注競争が拡大し、部品単価が落ちたという。新型コロナウイルス拡散に起因するスマートフォン需要萎縮の程度が、今後の変数であるという。

 
 


 
 
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