LGD、車載ディスプレイ好調で株価上昇気配

ディスプレイ

LGD、車載ディスプレイ好調で株価上昇気配

 
LGディスプレイはOLED工場の量産遅延などで苦しんでいるが、車載ディスプレイの分野での競争力が韓国の株式市場では評価されているようだ。

7日、LGディスプレイの株価は前日比0.90%高の1万1200ウォンで取引を終えた。これは新型コロナウイルスの影響が本格化し始めた1月21日の株価1万5,300ウォンに比べると26%下落した数値だ。

しかし、韓国の証券日報によると、これらの株価下落にもかかわらず、LGディスプレイは今年第1四半期、10インチ以上の大型車両用ディスプレイ市場において、シェア(売上高ベース)37%で1位が予想され、実績の改善が予想されるという。

世界のカーディスプレイ市場は、2016年の60億ドルから、昨年82億ドルに増加し、2023年には105億ドル(12兆8800億ウォン)を上回ると予想されている。

特に、LGディスプレイが先行する10インチ以上のプレミアム大型ディスプレイが最も急成長を見せており、2017年の11億3800万ドルから2019年には24億5400万ドルと2倍以上の急成長をみせた。

最近、世界的自動車市場では、運転手に様々な情報を提供するインフォテインメント機能が注目されている。特に運転手に情報を提供するインストゥルメントパネル(クラスタ)と車両情報ガイドディスプレイ(CID)が合わさった大画面ディスプレイの搭載がプレミアムカーの必須条件とみられている。

証券日報は、LGディスプレイがこのように短期間で自動車ディスプレイ市場で頭角を表すことができた背景には、10インチ以上の大型ディスプレイ市場に力を集中したからであると分析する。

同社は昨年、車載用ディスプレイの年間売上高シェア20.1%を達成し、当時首位だった日本のJDIを抜いて1位の座に上がった。

同紙によると、LGディスプレイは、広視野角技術IPSパネルとタッチの精度を高めたインター値技術などを独自開発し、車載用ディスプレイの全製品に難燃認定プログラムを業界で初めて導入し、安全性に重点を置いたという。

この他にもLTPS(低温ポリシリコン)ベースの高解像度LCDだけでなく、P-OLED(プラスチックOLED)を前面に出し、カーディスプレイ市場を制覇するという戦略を進めているという。

LGディスプレイは今年、世界初となるP-OLEDの開発を完了し、米自動車メーカーGMのプレミアムブランドであるキャデラックエスカレード車にP-OLEDベースのデジタルコックピットシステムを提供する。

他にも、ベンツ・BMW・現代・トヨタ・ホンダ・テスラなどにもパネルを供給し、高い信頼関係を構築していると、同紙は伝えている。
 
 


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない