LGディスプレイ、ローラーブルOLEDパネルの出荷に問題か

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LGディスプレイ、ローラーブルOLEDパネルの出荷に問題か

(写真:LGのローラーブルOLEDテレビ=同社提供)
LGディスプレイがローラーブルOLEDテレビパネルのガラス基板の収率の低さに頭を悩ませているようだ。韓国メディア・ジイレックが報じた。
同紙によると、LGディスプレイのローラーブルOLEDパネルは一般的なリジットOLEDパネルに使われるガラス基板を使用するという。ガラス基板の上に薄膜トランジスタ(TFT)形成、有機発光層の付着などを行う。ただし、ローラーブルOLEDパネルは偏光板のラミネート加工を行う前に、ガラス基板を薄くする工程が追加で施されるという。

 LGディスプレイはローラーブルパネルを構成するために、ガラス基板の厚さを0.2mm以下にする。しかし、同紙は、この工程の収率は低いと知られているとし、基板が薄く、完成品の組み立て過程で破れる可能性も大きいため、損失率も大きいと指摘。既に、昨年発売予定だった65インチ4KローラーブルOLEDパネルの出荷が遅延されていることも、ガラス基板の薄化工程の収率が関与しているとの見方を同紙は示す。
 LGディスプレイは現在、改善策を模索中であるという。既存のガラス基板では、低い収率と高コストという課題が解決し難いからである。業界が提示する解決策は2通りある。ガラス基板の代わりにプラスチック素材のポリイミド(PI)基板を用いるか、または、キャリアの上に透明PIや超薄ガラス(UTG)を載せる方式が言及されている。 
 LGディスプレイは昨年中にローラブルOLEDパネルを発売すると予告していたが、以後、発売時期は今年の上半期に延期された。ローラーブルOLEDパネルはバックライトがなく、薄くて曲げることが可能であるため、パネルをテレビの本体の中に曲げて収納することができる。ローラーブルテレビは昨年のCESで初めて公開された。LGディスプレイはローラーブルパネルの基板の素材について公式的な発表はしていない。


 
 
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