「Galaxy S20」のカメラ機能に苦情

スマホ

「Galaxy S20」のカメラ機能に苦情

 
 サムスンの最新スマートフォンモデル「Galaxy S20」シリーズの発売日から約1か月が経つ。「S20 Ultra」のは1億800万画素のイメージセンサーを搭載するなど、「歴代最高スペック」となったが、「Galaxy S20」を購入した利用者の間でカメラに対して苦情が出ているようだ。

韓国メディアなどによると、被写体にピントが合わない、オートフォーカス(AF)の問題がとりわけ指摘されているようだ。そのほか、低照度環境、近接距離撮影でのピントのずれ、人物の肌が不鮮明になる問題も挙げられている。これら問題の原因として、中央日報は、「部品の組み合わせ過程での問題が考えられる」とし、「最上級の部品を用いたが、最適化することは出来なかった」と分析する。

 「Galaxy S10」、「Galaxy Note10」モデルまで搭載されていた1200万画素センサーでは、個別の画素(ピクセル)1200万個全てが位相差認識を行い、被写体にピントを合わせるために使われていた。ピクセル1個に集光するフォトダイオードを二つ入れる「デュアルピクセル」方式を採用したからである。一方、サムスンが「Galaxy S20」に搭載した高解像度センサーにはデュアルピクセルAFが使用されなかった。

サムスン電子によると高解像度センサーは、量産中のイメージセンサーの中で、ピクセルの大きさが1.0マイクロメートル(μm : 100万分の1メートル)未満である場合、位相差認識に用いる「位相差AF」(全体のピクセルのなか、一部をピント合わせに使用)方式を採用している。1億800万画素、6400万画素などの高解像度センサーでは、ピクセル単位が小さいため、デュアルピクセル技術が適用し難いという。

 中央日報によると、限定された大きさのイメージセンサーにピクセルを詰め込みすぎると、ピクセル単位当たりの集光面積は減少するという。「インダクション」の形をしたカメラモジュールをサムスン電子より早く搭載したアップルが、1200万画素イメージセンサーを搭載している理由も高解像度センサーが持つ副作用にあるとのこと。1億800万画素センサーを搭載したスマートフォンを先に発売したシャオミは、レーザーAFセンサーを搭載し、ピントを補正したという。レーザーAFセンサーは古くからある方式だが、被写体にピントを素早く合わせることを補助できる。

 サムスン電子は「超高解像度を実現するために、ピクセルのサイズが小さくなり、デュアルピクセルの適用が難しかった」とし、「ToF(Time-of-Flight)センサーで補完した上に、持続的にアップデートを実施する計画」と説明している。サムスンは4月1日、Galaxy S20のカメラに関わる追加アップデートを行った。
 
 


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない